書店が・・・
『川越の建物 近代建築編』を2021年5月に発行し、2冊目の『川越の建物 蔵造り編』を2022年9月発行と、前回の発行から1年以上間が空いてしまった。
新刊の執筆に加え、販売促進のため、営業活動も並行し、進めている。
その方法は書店各店へのFAX を用いた事前予約を行う他、書店チェーン店の場合は、本部に取りまとめをお願いすることもある。
前回用いた書店リストを元にホームページで確認し、名簿のアップデートを行ってみると・・・
この1年で書店がかなり閉店していること。
それも駅前の小さな書店ではなく、大型書店も含めて。。。
それと、書店業界においてもM&Aが進んでいること。
ある書店チェーン店本部に前回とりまとめをお願いしたこともあり、今回も・・・と電話してみたら、運営会社は別会社になり、担当者も・・・
おまけにメインの書店含め、軒並み閉店して・・・
残った書店も屋号が別に・・・
出版社に勤務していた場合は、毎月数点の発行があり、ほぼ毎週何かしら新刊発行の準備を行っていたことや、頻繁に書店営業も行い、業界新聞にも目を通し、書店の状況を把握していたが、最近は…
コロナ禍で活動を制限していることもあり、書店営業の回数も激減。
この1年での変化は、自分にとって、これまでにない大きな変化に感じられた。
親しくしてくれた書店員の方々はどうしているのか。
また別の書店で働いているのか。
もう書店では・・・なのか。
出版社はどこで本を売ろうか。
書店に並べる場所が少なくなっていくのなら、別の販売方法も検討する必要が高まってきている。