社会性と修行僧と怪物と

今日から日記を書く

セルフモニタリングと状況判断の欠如で大事な友人と喧嘩をした。
相手にも十分オーバーキルされたとは思っているが、役満ロンをさせる必要なんてこれっぽっちもない
合理性がない

使えるスキルなんて多いほうがいいに決まっている
ただ自分のこういう簡単なところに傷付く脆弱さというか
まあいかにも文明に守られた人間様ですねというところに本当に腹が立つ
でも精神的体力なんてあったほうがいいに決まってるから
今日から実験的に修行僧と怪物のダブルジョブ選択をしてみようかなと思う

親と離れてから
悠長でぐるぐるの精神的思考なんてしてる余裕がなかった。

腹を括って怪物になった、体当たり式に稼いだ。
嘘を付けるようになった、人の顔を容赦無く殴れるようになった
優しくなくなった、金を安易に貸さなくなった
誰よりも強くなろうと思った
実際強くなったと思う、強さを何と定義するかとは別として

大森靖子が歌ったみたいに
一度きりの人生だから、もう自分勝手に、やれるだけ傲慢に生きてやろうと思った
卑屈になるより他人に好きなだけ迷惑かけてやるほうがまだマシだと思った
強くなって全部やり切って好きなだけ傷付けてそれを全部引き受けようと思った

でも私はやっぱり自分一人で生きられなかった

はるえちゃんとりかがいなくなった真っ暗なあの川崎のワンルームに私は帰れなかった

あんな気持ちはもう2度としたくないと、本当に思った
食べることと誰かと生きることが、
人生の、私の幸せでやりたいことなんだと悟ったのは、あの時かもしれない

「独りでもう怪物になろうとしないでください」
乙骨憂太がそう言ったみたいに、五条先生は独りきりで怪物になった。

私は怪物になりたかったわけじゃなくて、
怪物ぶることで誰かに止めて欲しかったのかもしれない

傷付きたくはなかった、それは私が人間だからだ。
傷付くことはないだろう怪物が羨ましくて仕方なかったけど
怪物になりきれない私が、私自身が嫌いな脆弱さが、きっと愛されているんだろう

怪物は生活のためにやめられない
でもきっともっと賢く愛されたほうがいい
負荷はかかるけど、自分の嫌いな脆弱な人間性を見つめ続けてみる
怪物を今日からちょっとずつ辞めてみる

これは実験。とりあえずの。





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