音楽で食べていくために必要なスキルとは?
前回のnoteでは、音楽で食べていく人は自営業者であると述べました。
音楽で食べていくなら、経営者である自覚を持ちましょう。
と言っても、これまでに自営業を経験したことのない人にとって、経営者としての自覚と言われてもピンとこないかもしれません。
親が経営者という人ならわかるかもしれませんが、そうでない人がほとんどでしょう。
わかりやすい例としてラーメン屋を考えてみましょう。
音楽活動は、ラーメン屋という小さな個人店と同じような活動をすることになります。
ラーメン屋を出すには、
看板を出し
ラーメンという商品を作り、
宣伝し売ります。
このような一連の活動は音楽活動にも当てはまります。
看板は、アーティスト名、芸名、バンド名などであり、
商品は、音楽と置換できます。
他にも、業者とのやりとりや経理、確定申告にいたるまで、
ラーメン屋の経営者は行います。
音楽活動も同様に関わる人と良い人間関係を構築しますし、
税理士に書類作成を依頼するにしても確定申告も行います。
そしてラーメン屋は、常連客を増やしお店を軌道の乗せ、
繁盛店を目指すことでしょう。
同様に、アーティストもファンを増やし、活動を上向きにしていきます。
これらの流れを実行するのが、経営です。
美味しいラーメンを作れるだけでは経営は成り立ちません。
食材原価、家賃、光熱費、人件費といった経費に対して、
適切な価格、適切な数量を提供できることで、収支のバランスがとれます。
そのための適切な営業時間、適切な営業場所も考慮する必要があるでしょう。
こうした要素が、複合的に絡み合っているからこそ、
経営は難しく、廃業に追い込まれる事業者は多いです。
ちなみに、会社の存続率は、設立して3年で65%、10年で6.3%といったデータがあります。
つまり、創業から10年続けられる会社は、9割に満たないのです。
こうした現状を踏まえると、音楽で食べていくために必要な力とは経営力に他ならないのではないでしょうか。
音楽で食べていきたいのならば、経営力を磨きましょう。
経営力については、おって解説していきますので、ご安心ください。
まずは経営の重要性を理解していただけたらと思います。
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