ネットワーク機器 L2(Allied Telesis)基礎1
ネットワーク機器の設定、たまに触れるので忘れてしまう。そんなことで、今回は Allied Telesis について構成やコマンドを簡単にメモ
Allied Telesis機器ログイン
ログイン
ユーザ名: manager (デフォルト)
パスワード: friend (デフォルト)
特権 EXEC モード
ログインした状態は、非特権 EXEC モードの状態にあるため、各種コマンド入力が有効となるよう、次のコマンドで特権 EXEC モードに変更します。
enable 又は en
選択可能なキーワード・キーワードの補完
コマンド入力等において、キーワードの表示や補完する機能があります。
・Spaceキーを押すとコマンドの先頭キーワードとして有効な単語とその概要が一覧で表示。
・キーワードの入力途中でSpaceキーを押すと、キーワードが1つのときは、自動的にキーワードの残りが補われ、該当するキーワードが複数ある場合は、キーワードの一覧が表示される。
・コマンドの途中でSpaceキーを押すと、次に選択可能なキーワードが表示される。
Allied Telesisのコンフィグ
Allied Telesisコンフィグ
ランタイムメモリー(RAM)上にある現在の設定内容を「ランニングコンフィグ」(running-config)という
起動時に読み込まれる設定内容を「スタートアップコンフィグ」(startup-config)という
スタートアップコンフィグ
Allied Telesisにおけるスタートアップコンフィグは、設定されたコンフィグファイル(拡張子.cfg)である。
スタートアップコンフィグの実体ファイルの確認コマンド
show boot
「Current boot config」欄に表示されているファイルがスタートアップコンフィグの実体ファイル
初期設定の実体ファイルである「flash:/default.cfg」は、ファイル操作が行えないよう保護されています。
スタートアップコンフィグの実体ファイルを変更コマンド(startup.cfgに変更するとき)
boot config-file flash:/startup.cfg
boot config-fileコマンドで指定した実体ファイルは、ファイル操作が行えないよう保護されている。
スタートアップコンフィグ専用のコマンドや書式を使用すること。
スタートアップアイコンの確認コマンド
show startup-config
スタートアップコンフィグの消去コマンド
erase startup-config
スタートアップコンフィグのバックアップコマンド(機器内)
copy startup-config mystartup01.cfg
スタートアップコンフィグを復元コマンド
copy mystartup01.cfg startup-config
ランニングコンフィグの確認コマンド
show running-config
ファイル操作のコマンド
ファイル一覧表示:show file
一意のファイル表示:show file=test01.cfg
ランニングコンフィグの保存コマンド(既に存在するときは上書き)
copy running-config myconfig.cfg
起動時に設定内容を自動復元させるコマンド(startup-configに保存)
copy running-config startup-config ←running-configをstartup-configへcopy
copy myconfig.cfg startup-config ←myconfigの内容をstartup-configへcopy
このとき書き換えられるのは実態ファイルとなる。
Allied Telesis機器再起動コマンド
RESTART SWITCH
RESTART REBOOT