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【時間の話】ジャネーの法則|今を大切に生きる

「今が残りの人生で一番若い」

そんな言葉をお聞きしたことはありませんか?

明日になれば1日分(24時間)の年をとります。
時間を戻すことはできません。

つまり『今日』という日がどんな日だったかは、もう二度と変えることができなくなってしまいます。

変えることができるとすれば、『今日』に自分がどのような意味づけをするかです。
 
「あの時間があったから今がある」と思えるように成長の糧にしていくのです。




さて、そんな「今」について考え直したところで、今回の本題である

『ジャネーの法則』のお話に入りたいと思います。




01.ジャネーの法則とは?

19世紀のフランスの哲学者・ポール・ジャネが発案し、甥の心理学者・ピエール・ジャネの著書において紹介された法則。主観的に記憶される年月の長さは年少者にはより長く、年長者にはより短く評価されるという現象を心理学的に説明した。ジャネーの法則とも表記する。
Wikipediaより引用

いわゆる「大人になると時間が過ぎるのが早く感じる」という現象です。

「今年はあっという間だったよ〜」
なんて話、毎年毎年しているのではないでしょうか?🎍笑

(私自身そんな話をよく聞きますし感じています…💦)




02.なぜ時間が早く感じてしまうのか?

ジャネーの法則、本当に不思議な現象ですよね🕙

なぜこのように感じてしまうのかというと…

「生きてきた年数が長いほど、1年の時間が相対的に短くなるため」と言われています。

細かい話をすると、、、

・1日=24時間
 24時間×365日=8,760時間
   ↓
・1年=8,760時間

ここまでは簡単かと思います。
ここから生きてきた年数を見ていきます。
 
・12歳(小学6年生)の場合
 1年(8,760時間)× 12年=10万5,120時間
 
・20歳の場合
 1年(8,760時間)× 20年=17万5,200時間
 
・40歳の場合
 1年(8,760時間)× 40年=35万400時間

簡単にまとめると

生まれてから、約10万時間生きてきた12歳(小学6年生)が感じる、8,760時間と
生まれてから、約35万時間生きてきた40歳が感じる、8,760時間とでは
 
生きてきた時間に対する1年(8,760時間)の時間は随分と短く感じますよね🙄

これが、ジャネーの法則を生み出している理由
つまり、年を重ねるほど時間が早く過ぎてしまう理由だと言われています。




03.今を大切に生きる

年を重ねるほど1年が短く感じてしまう。ということは
1年を最も長く感じることができるのは、『今』『今年』である!
 
と考えることができます。
 
なぜならば、過去に帰ることはできないからです。💭

「あの頃は毎日が新鮮でワクワクして楽しかったなぁ」
そう思う気持ちもありますが、実際問題過去に帰ることはできません。
 
もし仮に、昔の自分に戻れたとしても、現実で生きてきた時間や経験がなくなることは無いと思います。

つまり、経験豊富な状態で過去に帰ると…

結局、相対的な時間は短くなってしまうので、子供の頃ほど毎日ワクワク充実して過ごすことはできないよね。といえます。

だからこそ、今!この瞬間!を、思い残すことなく過ごすことが人生を豊かにすることにつながっていくと思います!


「今が残りの人生で一番若い」


年々、時間が短く感じてしまう理由
伝わりましたでしょうか?🌈

かけがえのない時間を思い残すことなく過ごすために、自分は何がしたいのか、どうなりたいのか改めて思い返し、皆さんのやる気を引き出す情報になれば幸いです💡🔥




最後まで読んでいただきありがとうございました!!

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