【SOUUコミュニケーターまほの鹿児島訪問記】#001 日置市
こんにちは。鹿児島県庁18階コワーキングスペースSOUUのコミュニケーターをやっております門田真穂と申します。
人と人とを繋げるコミュニケーターとして、県庁に訪れていただいた方と鹿児島全体もコネクトしていきたい!そのためにはまず鹿児島を知るところから!ということで、鹿児島県内を訪問し、紹介していく訪問記の連載を始めます。
第一弾は鹿児島県の中央部に位置する日置市です。
3月某日午前10時。鹿児島県日置市東市来町にある湯之元駅に降り立ちました。
あいにくの雨の中でしたが、駅で暖かく迎えていただいたのはSELF事務局長であり創業110年の小平株式会社を経営されている社長でもある小平さん。
Hamaoka Pocket Park
まずご案内いただいたのは、駅から車で3分ほどのところにある「Hamaoka Pocket Park」。
小平さんのおじいさん、おばあさんがやられていた衣料品店の跡地に建てられたシェアカフェです。カフェや韓国料理のお店、占いをやっていたり、外でマルシェをやっていたりすることもあるそう。
湯之元は温泉が有名で、入口にかけられているのは温泉の暖簾のイメージです。
湯之元温泉 元湯・打込湯
ということで次に訪れたのは、「湯之元温泉 元湯・打込湯」。
湯之元温泉は江戸時代の初め、寛永17年(1640年)頃に浴場の設備を設けて一般に入浴させたのが始まりで、島津のお殿様も代々訪れていたそうです。
かわいいお地蔵さんもいました。近所の方が作られているそう。
嘉之助蒸留所
続いて訪ねたのは、「嘉之助蒸留所」です。美術館の庭のようなたたずまいで、建物に入った瞬間にウイスキーの良い香りが充満しているのを感じます。ここは、ジャパニーズウイスキーの蒸留所。今回は行けなかったのですが、事前予約でテイスティングもできる見学ツアーもおこなっているとのこと。テイスティングルームでは眼前に水平線が広がる景色を見渡せるとのことで、次はぜひ参加してみたいです!
江口蓬莱館
ウイスキーの香りを堪能した後は江口蓬莱館へ。新鮮な魚介類や農産物、加工品などを販売しています。レストランもあり、新鮮な海の幸を使ったお刺身や海鮮丼などもいただけます。
↑こちらは月日貝(つきひがい)。江口漁港で水揚げされる二枚貝で市場にはあまり出回らないそう。日置市の特産品です。
DAYS COFFEE
お昼までまだ少し時間があったので、「DAYS COFFEE」というカフェにも伺いました。実は以前から行ってみたいと思っていた場所。Days Latteをいただき、とっても美味しかったです。
日置市役所、永山市長
次に足を運んだのは日置市役所。迎え入れてくださったのは日置市の永山市長です。鹿児島県内各地のまちづくりに関わる仕事をされた後、去年の市長選で市長に就任。人事異動では女性の管理職をなんと4倍にしたというすごい人。
↑エアギターで全国2位になった経歴もお持ちで一緒にパシャリ。
きわみ
お腹を空かせた私たちは、市役所近くの「きわみ」というお店に移動。美味しい魚料理をいただきながら、今後控えている取り組みや、日置市にも新しくコワーキングスペースができたことなどいろいろお話を聞かせていただきました。
↑とってもボリューミーでお腹いっぱい。
陶磁器作家、城雅典さん
永山市長と別れた後は、日置市東市来町の薩摩焼が盛んな美山という地域へ。陶磁器作家、城雅典さんの工房へお邪魔しました。
↑1階には人が入れるくらいのとても大きな窯が!
急な階段を登って2階に行くと、城さんが手がけた白薩摩などの多くの作品が並んでいました。
定番のお皿やマグカップだけではなく、豆腐の入れ物をかたどってランプシェードや植木鉢に使えるような作品も見せていただきました。
↑薩摩焼の知識がない私に白薩摩と黒薩摩の違いを教えてくださっている城さん。原料と作り方が違うとのこと。
職人が減っていて若い世代がいないことで薩摩焼の産地としてピンチになっていることや、そんな中でも美山では最近どんどんオシャレな家が増えていることなど、たくさん伺うことができました。
小平さんにお連れいただいた日置市を巡る旅はこれにて終了。温泉があり、美味しいお魚や貝も堪能でき、革新的な市長がいて、薩摩焼も楽しめるそんな魅力溢れた場所でした。
今後も鹿児島県内の各地域を訪問し記事として連載していく予定です。我が町にもぜひという方がいらっしゃれば、ご連絡お待ちしております!!
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