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Steamネクストフェス6月エディション いくつか気になったゲームの感想

現在(2024年6月13日)、絶賛開催中です「Steamネクストフェス6月エディション」。PCでゲームを遊んでいる皆さんはいろいろと触って楽しんでおられますでしょうか。日本時間では6月17日いっぱいくらいまでは優に開催されておりますので、「時間が取れなくてまだ体験できてないよ~」という人も週末などにはじっくりと見て、遊んで、周ってみてください。

……などと言ってはいますが、かく言う僕もまだそんなに多くには触れられていません。体験版とはいえ、しっかりと遊べば30分以上もかかるものがいくつもありますからね。

ともあれ、そんな中でも「これは気になるな」というものがいくつか見つかりました。それらは「遊べたもの」「遊ぼうと思ったけど容量的に諦めたもの」「そもそも体験版が配信されていなかったもの」などものによっていろいろとあるのですが、今回はそういった「今回のフェスで気になったもの」を紹介していこうと思います。

なお、遊んだものについては感想も載せていますが、あくまで“個人の感想”だと思って見てください。ゲームの感じ方は人それぞれだと思いますので。

それでは、いきましょう。


ミキとネコの島 -Neko Odyssey-

猫の島で猫たちを写真に撮るゲーム。撮った写真は自動で(ゲーム内の)SNSにアップされ、写真によって「いいね」がついたりフォロワーが増えたりしていきます。

ただ猫のかわいい写真を撮るだけなら単純だったのですが、ゲーム中のSNSとはいえ、「いいね」がついたりすると嬉しくなって「もっとどんどん写真を撮ってアップしよう!」という気になってきます。

もしかしたら食べ物(自分の体力を回復する)のクラフト要素のようなものもあるのかもしれませんが、ちょっと自分がプレイしている限りでは分かりませんでした。


SAEKO: Giantess Dating Sim

ええ……「恋愛シミュレーション」などとタグが付けられていたりしますが、実質「ホラー」です。

なぜか小人になってしまった主人公は、冴子と名乗る女性に拾われます。この女性が主人公に対していろいろとリアクションを求めてくるのですが、ちょっとでも女性の気に障るような振る舞いをすると……。

とにかく難易度が高い。何度もゲームオーバーになりながら「最適解」を見つけていくことになるのですが、もう途中で「どうすりゃお気に召すんですか!?」となることもしばしば。

いやー、女性は……難しいです。


Zombie Police ~ゾンビ刑事と踊るクリスマス~

新人刑事として配属となった主人公の相棒は「ゾンビ刑事」だった?という導入で始まります。ゾンビと言ってもこの女性刑事が明るいものだから、特に「怖い」とか「暗い」とかいった印象は受けませんでした。なので「怖いのは少し苦手」という方でも楽しめるはず。

ゾンビ刑事はその特異である肉体を活かして(?)事件解決に臨みます。ただそれらは常識的な観点からすれば異常な行動ばかりで……。

設定はぶっ飛んでいますが、しっかりと推理できるような要素もあり、本気で取り組んでもなかなか楽しめそうなミステリーアドベンチャーでした。


みんなと街コロ

日本産のボードゲームとして既に有名な「街コロ」がデジタル版のゲームになりました。

僕自身「街コロ」シリーズは大好きで、ボードゲーム版はほぼ全て所持しているほどです。なのでルールはもう理解できている状態で遊んだのですが、ボードゲーム版よりもより遊びやすくなっている印象を受けました。

またこのデジタル版「街コロ」は一人でもプレイできるようになっています。

このデジタル版で「街コロ」の魅力を分かっていただけたのなら、ぜひボードゲーム版を友達などと一緒に楽しんでみてほしいですね。


少年期の終り

正直に言いますね。

ドット絵の雰囲気に惹かれてこのゲームやってみたのですが、わりと早い段階でプレイをやめてしまいました。理由は……なんかもうムナくそ悪くなってしまったからです。

人間がそれぞれ「ランク付け」されているという世界設定で、主人公はその最底辺として常にいじめられっこ状態。けれど実は「ハッキング」の能力に長けていて……。

と、まぁ「いずれ大逆転するんだろうな」と思えるような設定ではあったのですが、もうとにかく周りの人間がイヤな感じのやつばかりでプレイしてられませんでした。

じっくりと取り組めば違う印象もあるのかもしれませんが、もうそんなところまでいけそうになかったですね、とにかく。


闇の仕事人KAGE Shadow of The Ninja

かつて1990年にファミコンで発売された同タイトルのゲームが、現代の技術で新たに生まれ変わりました!……ということなのですが、残念ながら僕はこのゲーム知りませんでした。

1990年といえば、スーパーファミコンの発売された年。そんなファミコン後期に発売されていたゲームなのですが、実はこの「ファミコン後期」という時期に発売されたゲームには名作が多かったりするんですよね。この「闇の仕事人KAGE」もそういったものの1本だったりするのでしょうか。

ちなみにこちらのゲームは、今回は体験版の配信はありませんでした

紹介されている動画を見る限りは、古き良き2Dアクションゲーム好きには刺さりそうな感じでしたよ。


億のおく

日本語にも対応していたので遊んでみたかったビジュアルノベルのひとつだったのですが……いかんせん体験版の容量で6GBを超えるサイズでした。なので未プレイです。

雰囲気はすごく良かったんですけどね。

ちなみにボイスもありますが、中国語です。


BROKEN LIFE

ポイント&クリック型の謎解きアドベンチャー。

これはぜひともプレイしてみたい!と思ったのですが、なんと今回の体験版では日本語に対応していませんでした。一応販売ページでは日本語対応とされていたので、正式版のときには対応されているのかもしれません。

「英語、全然OKです!」という方、ぜひ遊んで感想を教えてください。


ブレードキメラ

この「ブレードキメラ」を開発しているのは「ロードス島戦記-ディードリット・イン・ワンダーランド-」や「DRAINUS」と作ったTeam Ladybugというところです。なのでゲームのクオリティについては折り紙付き。……なのですが。

世界観は終末世界のような感じ。しかし襲ってくる敵は水木しげる作品などでお馴染みの妖怪たち。かと思えば巨大なドラゴンが出てきたりと……(しかもどう見ても黒いドラゴンなのに名前は“ブルードラゴン”)。なんというかちょっとまとまりが無いように感じましたね。まぁプレイを続けていくうちに気にならなくなるものかもしれません。

内容は「ロードス島戦記~」のときと同じメトロイドヴァニア系でした。

今回の体験版ではほんとにさわりの部分しか遊べなかったので、正式リリースになったときにしっかり判断してみたいですね。雰囲気は悪くなかったですよ。


今回は以上です。

ビジュアルノベル系が多めになってしまっているのは、完全に僕の好みからです。これら以外にも本当に多くのゲームに触れられる良い機会ですので、改めて言いますがぜひ皆さん自身でこの「Steamネクストフェス」を体験してみてください。

一つでも多くの面白そうなゲームと出会えますように!


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