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ゲーム「コーヒートーク」の作者が死去したという話を聞いて

「コーヒートーク」というインディーゲームがあります。

プレイヤーはカフェのマスターとなり、そこを訪れる様々な人の望む一杯を出しつつ、話を聞いたり交流したりしながら日常を過ごすような、ゲームというよりは一つの物語を読んでいるようなものです。

その独特な雰囲気から人気を博し、最初はPC版だけだったのがPS4やニンテンドーswitchにも移植されたほどのゲームです。

僕も数週間前にライブ配信でプレイしましたが、登場人物は個性的だったものの、特に大きな事件が起きたりすることもない物語だったので「これはじっくりと一人で楽しむタイプのゲームだな」と思い、配信では途中までで終えている状態でした。


その「コーヒートーク」の作者が死去したとのニュースが入ってきました。


32歳だったそうです。若いですね。

現在は死因が不明ということなので、働きすぎとかそういうことが原因かどうかは分からないのですが、実に残念なことです。ご冥福をお祈り申し上げます。


この「コーヒートーク」を出しているパブリッシャーである「Toge Productions」というゲームスタジオはインドネシアの会社で、これ以外にも「When The Past Was Around」という切ないような優しいようなそんな世界観を持つゲームを出しているんですよね。

インディーゲームだからということもあるのでしょうが、日本のゲームにはあまり見られないような雰囲気を持つゲームを出しているところだったので、

「こういうところがインドネシアの感性なのかな」

と興味深く感じていました。

そこのクリエイターの一人が亡くなったということは、多くのインディーゲームファン、そしてゲームを作っている人たちにとってもショックなことかと思われます。

しかし、「コーヒートーク」というゲームはこの先も残り続けます。プレイした人の心にも一つのカケラとして残るかもしれません。

いちクリエイターとして、そのことは羨ましくも思えます。

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