ショーケースに置かれたたくさんのゲームカセットを見るのがワクワクした話
ショーケースに並んだファミコンソフト群。久しぶりにこの光景を見てすごく…ワクワクしてしまいました。
ABEMAニュースでやっていたレトロゲームの思い出バーに関する報道のワンシーンです。ファミコン当時の頃の資料映像だと思いますけどね。
最近では防犯の関係や多岐に渡ったゲームソフトの在庫管理のこともあり、こういった感じにショーケース内にソフトを直接置いて販売するという形式はほぼ見なくなりました。
でも、これ良かったですよねぇ。
なんといっても同じソフトが何個も平積みされている、あの感じが良かった。
一つ売れるたびに、ショーケースの中からゲームの箱が取り出されてお客さんの手に渡っていく。買えるわけでもないのに横のほうで見ていて、
「あ、あのゲーム売り切れそう…」
とかいらない心配をしていました。
5,000円もするゲームソフトは子供には手の届きにくい買い物でしたから。その分、お年玉とかが入ったときには買える喜びがすごかったですね。
どのゲームでも買える。それでも当然ながら全部買えるわけではない。ショーケース前で迷って迷って…(店員さんからはどんな風に見えていたんだろうか)、そうして買ったゲームが“クソゲ―”だったり(笑)。
もっとも、子供の頃はクソゲ―だろうが何だろうがめっちゃ遊んだものですけどね。そもそもクソゲ―と思ってなかったし。
本屋でもそうなんですけど、やっぱり“現物”がこう並んでいる様子っていうのは購買意欲が全然違ってきますね。ネット通販との違いはこういうところだと思います。空箱だけ並んでいるのともね。
今の子供たちにはゲーム売り場ってどう見えてるんでしょうかね。
空箱だけとはいえ、あれはあれでワクワクしてるんでしょうか。今の子たちにとっては、あれこそがゲーム売り場ですからね。
あの子たちが大きくなる頃にはまた世の中の様子が変わって、
「昔のゲーム売り場って良かったよなぁ」
とか話すんでしょうか。
お店での思い出ってのは、世代が変わってもそれぞれで残るものですからね。
ネット通販は便利だけど、やっぱりお店に行くのって大事だなぁ。そんなふうなことをふと思いました(笑)。
今回はこのへんで。
それでは、また。