たくさんの新作アニメの発表が一気にきた
9月も終わりに近づき、番組改編の時期だからでしょうか。ここにきて新作アニメの情報がドカドカドカーっと一気にやってきました。と言ってもこれら新作アニメはこの10月から始まるものではなく、そのほとんどが2023年以降に放送される予定のものです。
どんな作品がアニメ化される予定なのか、今回はこちらを見ていきたいと思います。
ゲーム原作のアニメ
まずはゲーム原作でアニメ化予定のものを見ていきます。
鬼武者
「ズババババッサリ感」というキャッチコピーで売っていた、カプコンのアクションゲーム「鬼武者」。こちらがNetflixでアニメ化されることが決まりました。
ゲームそのものはPS2で出たものがほとんどで、それ以降のハードではリマスターなどしか出ていませんので、年代的に「知らない」という人もいるかもしれません。
こちらは「鬼武者」を元にしてはいるものの、ストーリーはアニメオリジナル。主人公にも宮本武蔵をあてています。「鬼武者」でこのような“おっさんキャラ”を主人公にすることはないはずなのですが、おそらくはNetflixで全世界に放送するということから少しでも知名度のある宮本武蔵にしたのではないか、と思われます。
ニーアオートマタ
かなり人気の出たゲームで、僕もクリアまでプレイしました。
ゲームのあの独特の雰囲気をどこまでアニメで表現できるのか、また少し難解なところもあるストーリーをうまく伝えられるのか、というところが気になります。
ゲームを知らずにアニメだけ見た人はもしかしたら、「ん~、これ結局何がしたかったの?」ということになってしまうかも……。そうならないよう、うまく持っていけるでしょうか。
ATRI -My Dear Moments-
Steamで出ていたノベルゲーム。こちらも僕はクリアまでプレイしました。現実の地球とは違い、災害により地表の多くが海に没してしまった未来、事故により片脚を失った主人公を軸に、不便さなどから人口の少なくなった町を舞台に物語が進みます。
最初はぎくしゃくしていた人間関係に惑いながらも、少しずつ打ち解けあいそこに楽しさを感じつつ生活していき、いつしか海だらけになってしまったこの世界の謎へ、といったストーリー。
原作を知らなくても、このアニメ単体で十分楽しめるものになるのではないかと思います。
漫画など原作のアニメ
次は漫画などが原作となるアニメです。
陰陽師
夢枕獏先生の「陰陽師」。こちらもNetflixでアニメになります。漫画版も出ていますので、そちらを読んだことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
飄々とした陰陽師「安倍晴明」を描いた、ある意味“時代劇日常系”とも言えるようなこちらの作品。この世界観がどこまで受けるか見ものです。
あまり激しい「陰陽バトル」のようなものはこちらにはありません。だいたい安倍晴明がぽろっと勝っちゃうからです。世界の人はこれを見てどう感じますかね。
るろうに剣心
「また」アニメ化します。
原作のどの部分をアニメ化するのか、ティザー映像を見ただけでは分かりませんでした。声優も一新されるようですし、また最初からやるのでしょうか。
確かに最初のアニメ化のとき、原作の最後までをやったわけではありません。OVAなどで少し補完はしてましたが、結局“縁編”はやってませんから。しかしそこをやるのか、原作で最も人気のあった“志々雄編”をやるのか。
「ノイタミナ枠」というのも気になりますね。あそこはあまり長編のシリーズはできないはずですから。果たしてどうなりますやら。
実はこれら以外にもたくさんのアニメが発表されたのですが、あまりにも多いので今回はここまでの留めておきます。気になった方は「アニプレックスオンラインフェス」などで確認してみてください。
今回はこのへんで。
それでは、また。