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美容室への苦手意識が消えるかも? 「会話なし」が選べる美容室

SNSを見ていたら、トレンドのニュース欄に面白い記事がありました。

「7年ずっと無言の常連も!「会話なし・あり」選べる美容室 リピート率8割以上も… “無言接客”いま人気の理由」というものです。

なるほどなぁと思いました。

これよく分かるんです。僕も美容室へ通うようになる前はこの「美容師さんとの会話」というのが一つの懸念でした。

「美容室ってなんか話しかけられるんだろうな……。何話せばいいんだろ。そもそも自分から話を振ったりするの苦手だしな。」

みたいなことを思っていたものです。結果としてはただの杞憂でしたけどね。多くの場合、美容師さんの方から話をしてくれます。なんでもないようなことでも話しかけてお客さんの緊張をほぐす、というのが美容師さんの仕事術の一つとしてあるのでしょう。

僕の場合はそんな感じでしたので、話をしてもらっている限りは施術中の美容師さんとの会話はそんなに苦痛ではない……というよりも「これくらいあってもいいな」と思っていたのですが、そうじゃない方もやっぱりいますよね。

「どんな形であっても会話が多いのはちょっと苦手」「髪を整えるために、おしゃれになるために来ているのだからそこさえちゃんとしてもらえればいい」という方もいることでしょう。

そういう方には上のニュース記事のような美容室はバッチリでしょうね。お客さんのニーズを捉えた良いサービスだと思います。


また、会話を苦手とするような美容師さんがいれば、そういう方にとっても良いかもしれませんね。自分の分からない“ジャンル”の話ばかりされて困ってしまうような場面でも。

「自分は“会話少な目コース専門の美容師”です」

と、堂々としていられますからね。


昔行った美容室でこんなことがありました。

そのとき僕の隣で施術を受けていたお客さんは、いわゆる「オタク」の方でした。その方がもう…とにかく自分の好きなアニメについてとにかく喋りまくる喋りまくる……。

僕自身もオタクですので、横で耳にしながら何のことを言っているのかは分かったのですが、大変そうだったのはそのときそのお客さんを担当していた美容師さん

その美容師さんはどうやらアニメといっても「ドラゴンボール」くらいしか分からない模様……。全く知らないアニメの話を機関銃のようにされて「へぇ」とか「そうなんですね」なんて相槌だけ打つのがやっとといった感じ。

ちょっとかわいそうなくらいでしたね。

まぁこれはかなり特殊な例かもしれませんが、美容師さんだからと言ってやっぱりどの方も話が得意な方ばかりではないと思うんですよ。

そういう方でも働けるような美容室があってもいいような気がしますね。上のニュースの美容室のように、それがお客さんへのサービスと合致するならなお良しでしょう。


お客さんのニーズを調べて、他との差別化を図る。商売の基本のようなところではありますが、この美容室の着眼点は“当たり”でしょうね。


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