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部屋探しの時期 風呂なし物件の大変さを伝える

ちょっと前にSNSで、「風呂なし物件」に住む人が増えていることをあたかもちょっとしたトレンドのように報道していることについて、批判的な意見が多く出ていました。

流行っているのではなく、風呂なし物件に住まなければいけないくらい経済的に苦しい人が今増えていることをもっと危惧すべき、という内容でした。

このコロナ禍、実際そんなことにもなっているんだろうなぁと思いながら見ていたのですが、時期は今2月。新生活を始めるために住む場所を探し始める新大学生などが増える頃

ということで今回は、過去に風呂なし物件に住んでいたことがある僕が「実際、風呂なし物件てどうなの?」というのを話したいと思います。もし部屋探しで風呂なし物件を考えている人がいれば参考になる……かもしれません。


日々の銭湯の料金がわりとバカにならない

風呂なし物件は確かに月々の家賃は安くなりますが、その分銭湯などに通わなければなりません。

そしてその銭湯の料金、けっこうしますよ?

僕が行ってたところは一回440円くらいでした。今はいろんな物価が上がっているので、もっとするでしょう。

これに毎日通うと考えてください。

440円 × 30日 = 13,200円

家賃にこれだけプラスすることを考えたら…普通に風呂あり物件の方が良いと思いません?


銭湯通いでは好きな時間に入れない

今では24時間営業の銭湯もありますが、そういうところは大体スーパー銭湯のような巨大施設です。

昔ながらに営業しているような銭湯は時間が決まっています。

衛生的な面から見ても、必ず営業を止めて掃除しなければいけない時間が出来るからです。

働いている人のことも考えて、けっこう遅くまで営業してくれているところもありますが、そういうところは午前中から昼過ぎまで休みだったりします。

大学生で夏とかになれば、「バイトの前にシャワーでも浴びておきたい」と考えるでしょう。ですが、これが風呂なしだと出来ないんです。

「疲れたから風呂はもう明日の朝にしよう…」そう思うときもあるでしょう。ですが、これも出来ないんです。

自分の入りたいタイミングで風呂に入ることができない。これはかなりなストレスになりますよ。


夏の暑さをナメてはいけない(特に関東)

「風呂なんて二日に1回でいい」

そう考える人もいるでしょう(特に大学生男子)。

冬ならまだいいです。ですが夏は本当に暑くなります。地方住みから関東へ来る人は特に注意してください。暑さのレベルがなんか1段違うんです。

汗でべたべたして気持ち悪くて、風呂に入らずに済ませるなんていうのはちょっと考えられない、ということになるでしょう。


もう言うまでもなく…

結論ですが、もういいですよね。

「経済的な事情で本当にどうしても…」というのでなければ、風呂なし物件はやめておいたほうがいいです。

勘違いしないでほしいのですが、“銭湯”自体はとてもいいです。広いし、ゆったりできるし。たまに刺青した人に会うこともありましたが、皆さんお風呂では静かに過ごされていました。

ですが、たまに行くから銭湯はいいんですよね。

やっぱりシャワーやお風呂は自分のとこで使えるほうがいいです。

これから部屋探しを考えておられる方は、ぜひ今一度じっくり考えてみてください。

では今回はこのへんで。


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