CG作品ではまだまだ現役！　レオンやクリスの出るバイオハザード

「バイオハザード」の長編CG映画が今年の夏に公開されるというニュースが出ていました。今回の主役はレオンとクリスのようです。

長編CG映画『バイオハザード：デスアイランド』が2023年夏に劇場公開決定！レオンとクリスが登場し、監獄島・アルカトラズが舞台に

スタッフは現在Netflixで独占配信されているCGアニメ「バイオハザード: インフィニット ダークネス」とほぼ同じとのこと(こちらの主役はレオンとクレア)。この「バイオハザード: インフィニット ダークネス」は僕も実際にNetflixで観たのですが、昔ゲームで遊んだバイオハザードの雰囲気がしっかり出ていて「そうそう、これこれ！こういうの！」というイメージで楽しめるものでした。

ゲームのほうでの「バイオハザード」はシリーズの「7」以降は主役や相手取る組織もガラッと変わってしまい、またFPS視点になったことで「昔慣れ親しんだバイオハザードとは違うな……」という気持ちがありました。扱う時代的にも、もはやレオンやクリスが活躍できるような時代ではないので彼らが出てこないのは仕方ないのかもしれませんが、昔から「バイオハザード」を遊んでいた世代からするとやっぱりクリス、ジル、レオン、エイダ、彼らが出てこないと寂しいんですよね。
(※クリスは現在でもちょろっと出ていますが……)

そういった“ゲームではもう見れなくなってしまった”彼らの活躍が見れるのが「バイオハザード」のCG作品なのです。これらの作品では、ゲームでは語られていないB・O・W(ウィルス等のバイオハザード災害により生み出された生物兵器)との戦いや、ゲームに出ていた登場人物のその後が描かれたりしていますので、ゲームをやり込んだプレイヤーであっても十分楽しめる作りになっていると思います。

過去作品として既に配信されている「バイオハザード ダムネーション」ではレオンだけでなくエイダの活躍も見ることができますし、「バイオハザード ヴェンデッタ」ではゲーム「バイオハザード0」でスターズの若手として頑張っていた女性隊員レベッカのその後が少し語られます。これらの作品はアマゾン・プライムビデオなどで配信されていますので、「バイオハザード」ファンの方や興味のある方はぜひ見てみてください。

僕の中では「バイオハザード」はレオンやクリスと共にあってのものかなと思っています。もちろん、ずーっと同じメンバーだけでやっているとマンネリ化しますし、主役でも変えていかないとユーザーには飽きられてしまう、という考え方も分かるのですが、彼らが出なくなってしまったことを残念だと思っていることも否めません。

そんな彼らの活躍を見続けられるCG作品の新作は、実は貴重なものかもしれませんね。