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台を倒さないで!「スティックスタック」【アナログゲーム紹介シリーズ」

年末も近くなってきました。

今年はワクチン接種などの動きもあり、コロナについてはだいぶ落ち着いてきていて、年末年始は実家で過ごされるという方も昨年よりは多いかと思われます。

年末年始、家族で集まるとなればトランプやUNOなどで遊ぶ機会もあることでしょう。
そこで、今回はボードゲーム紹介をしようと思います。

ボードゲームというと時間がかかったり、ルールを覚えるのが難しいものもあるのですが、今回紹介するものは簡単で小さなお子さんからお年寄りまで一緒になって遊べるものです。


それが、こちら「スティックスタック」です。

BoardGameGeek より

スティックスタック(Stick Stack)
プレイ人数:2~8人
プレイ時間:15分前後
推奨年齢:8歳~

ボドゲ―マより


バランスゲームというジャンル

知らない方が写真をパッと見ると
「え?これが…?ボードゲーム?」
と思われるかもしれません。

ボードゲームには様々なジャンルがあり、このスティックスタックは「バランスゲーム」と言われているジャンルです。

比較的メジャーな例でいうと…ジェンガなどを思い浮かべてもらえばよいでしょうか。

バランスゲームの代表作「ジェンガ」


スティックスタック:基本手順

このゲームの基本的な手順を説明します。

  1. 自分の番に袋の中から棒を1本取る。
    (※このとき中を見ないように取る)

  2. 必ず“片手で”棒を持ち専用台の上、もしくは既に置かれている棒の上に置く。(※棒と台、または棒と棒の接地部分の色を合わせるように置く)

  3. 崩れないことを確認できれば次の人へ。

上の1~3を繰り返していきます。


崩してしまったら?

もし、置いたときに棒を崩してしまったら、そのときに落ちた棒全てを落とした人が引き取ります。
(台座を倒してしまった場合は別。こちらは後述します)

そのままゲームは続行となり、落ちた棒を回収した人は、袋からではなく手持ちの棒から置いていくこともできます。

手持ちの棒はそのままではマイナス点となってしまいますので、なるべく手持ちを無くすことを考えた方が良いでしょう。


ゲーム終了(勝利)条件

袋の中の棒が無くなった、もしくは台座を倒してしまったらラウンド終了となります。

その時点でのマイナス点を計算しましょう。
ちなみに台を倒したときに一緒に崩れた棒は引き取り対象にはなりません。

マイナス点計算の仕方

  • 台を倒した人:5点マイナス

  • 手持ちの棒:1本につき1点マイナス

点数計算の結果、マイナス11点に達した人がいたらゲーム終了です。この時点でマイナス点の一番少ない人が勝利となります(2位以下は特に決めない)。

マイナスが11点に到達しなかった場合は、マイナス点はそのままに次のラウンドをはじめましょう。


一見単純、だけど思いのほか盛り上がる

ルールそのものは上に書いたように単純です。しかしこれがけっこう盛り上がるんです。

最初は座ってプレイしていても、だんだんと

「今置くから台に近づかないで!」
「みんな、ちょっと動かないで!」

などといい感じの緊張感が生まれてきます。
この緊張感がまた笑えるんです。

コンポーネントも台座・棒・袋だけなので、最初に書いたように子供からお年寄りまで分かりやすいものとなっています。


いかがでしょうか、今回のスティックスタック。

家族だけでなく知り合い同士でやってもとても楽しく遊べます。ボードゲームをよく知らない人へのボードゲーム体験としてもぜひ。

それでは、また。



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