「EGGコンソール」サービス開始 Switch向けにレトロPCゲームはどこまで受け入れられるか
「プロジェクトEGG」というゲーム配信サービスをご存じでしょうか。
昔のパソコンゲーム、とりわけ「PC-8801」や「PC-9801」そして「MSX」などで発売されていたゲームを現代のPCでも遊べるようにして配信しているゲーム販売サービスです。
「アーケードアーカイブス」のパソコンゲーム版とでも言えば理解が早いのではないでしょうか。
Windows以前のゲームというのは今の環境にはもちろん対応しておらず、それらを所有していても遊ぶためにはいろいろと手順を講じる必要があり、遊ぶためにはなかなかハードルの高いものでした。
そういった「レトロPCゲーム」が遊べるとしてこの「プロジェクトEGG」というのは“それなりに”人気があるのですが、それがこの度「EGGコンソール」という名前でニンテンドーSwitch向けにサービスを開始しました。
(※“それなりに”と言っている理由は後述します)
ただ、現時点(9月28日時点)で配信されているゲームは「レリクス」の1本のみ。価格も880円とちょっとレトロゲームにしては割高です。
ちなみにPC版「EGG」での同ゲームの価格は0円。つまり無料です。
「PC版のほうが断然おトクじゃん!」
と、なりそうですが……実はここにちょっと落とし穴がありまして。それが「プロジェクトEGG」が“それなり”にしか人気がない理由なのですが、なんとPC版「プロジェクトEGG」は月額料金がかかるのです。価格は税込みで550円。
Amazonでも同じくらいの月額費ではあるのですが、そもそも利用の頻度が違うし、サービス内容的にも「EGG」はゲームを買えるだけです。「月額料金払い続けてまで遊ぶ魅力はないなぁ……」となってしまいます。このことが「プロジェクトEGG」が“それなり”にしか人気のない理由です。
売っているものはけっこう良いんですけどね。
一応、月額料金を払うのをやめても(解約しても)一度起動したゲームは、同パソコンであれば遊び続けられるようです。
さて、ニンテンドーSwithc版「EGG」ですが、月額料金は無しの普通のダウンロード版販売形式になるようです。ちょっと高めな値段設定が気になりますけどね。
後は、ゲームの配信ペースがどうなるか、ですね。
既にPC版「EGG」ではかなりの数の懐かしゲームが名を連ねていますので、これら全部の移植を頑張ってやってもらいたいところです。最低でも「アケアカ」と同じように、週1本ずつくらいは出してほしいと思います。
鳴り物入りでSwitchに参入してきた「EGG」は、果たしてレトロゲームファンの心を捉えられるでしょうか。
元々PCゲームだったためか、パッドに対応していない物もあり、PC版「EGG」では遊びづらいところもありました。Switchでの販売となれば、「コントローラーでは動きません」はまずもってあり得ないでしょう。
もしかしたらそういった点から、Switchの「EGG」では販売されるゲームは限られたものになるかもしれません。もしそうだとすると…ちょっとガッカリすることになりますね。
まぁサービスは始まったばかり。
レトロゲーム好きとしては、これからじっくりと「EGG」を見定めていかせてもらいましょう。