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FF11、20周年 自分にとって初めてのMMORPG

SNSのトレンドワードに「FF11」が挙がっていました。

「FF11」と言えば、もうかなり昔にスタートしたMMORPG(多人数同時参加型オンラインRPG)で、今でもサービスが続いているゲーム。それがトレンドワードに挙がるということは、何かバージョンアップでもするのでちょっと話題になったのかな……と思っていたら、そういうことではなく、なんと本日5月16日でサービス開始から20周年目ということでした。

この20周年に合わせて、スクウェア・エニックスでは特設サイトも用意しています。


実はこの「FF11」、僕も昔遊んでいました。いや、それどころかこのコロナ禍になってからちょっと復帰してプレイしたりもしたのです(復帰と言ってもキャラは完全に新規、期間も約2ヵ月程度でしたが)。

なので、個人的にけっこう思い出があるんですよね。

楽しかったこと、ちょっとイヤな思いをしたこと、まぁまぁいろいろあります。そう、オンラインゲームをプレイされたことのある方ならある程度分かっていただけると思いますが、ゲームをしていて「楽しい」思いだけをするわけでは無いんです。

このへんがただコンピュータを相手にするゲームと、人と人が関わり合いながら進めるゲームとの違いと言いますか……。


ああ、もちろん良かった思い出も多いんですよ。

仲間と一緒に困難に立ち向かってなんとかやり遂げたときの達成感とかは、一人だけで取り組む通常のRPGでは味わえないものです。

準備に時間をかけ(回復薬だとかのアイテムを確保するのに、お金をポンと出せば済むわけでもないのです…)、色々と戦術など手順を話し合い、道中でも敵に襲われたりしながらやっと辿り着いた場所で強大なボスとの戦い。

何人も犠牲を出したり、制限時間に焦ったりしながらもそれでもなんとか勝てたときは、本当に感動しますよ。しかもその気持ちを他の仲間と共有できるんです。

「絶対、ムリだと思った!」
「ごめんね、ちょっと回復遅れちゃって……」
「あのタイミングでのアビリティ使い、グッジョブ!」

なんていうふうに。

僕にとっては初めてのMMORPGでしたからね。やっぱり思い入れがあります。


PS2で遊べた、というのも大きかったでしょうね。

この「FF11」より前にも「ウルティマオンライン」や「エバークエスト」などといった、日本でも遊べるMMORPGは存在しましたが、どれもそれなりに高価なPCを要求するものでした。そのせいか、「何か気になるけど、手を出しづらい」というジャンルだったのです。

それが、家庭用ゲーム機として普通に使われているPS2で遊べる(BBユニットという増設機が必要でしたが…)。日本人にMMORPGを広めるきっかけになったのは、間違いなくこの「FF11」の影響があったと言えるでしょう。

その後、やはりスペック的にきつくなり、PC版のみでのサービス継続となりましたがね。


それにしても20周年ですか。もうそんなに経っちゃいましたか。そりゃPS5だって出るってもんです。

いやね、今でも遊んでる人がいるっていうのすごく分かるんです。2ヵ月ほど復帰して遊んでみて分かったのが、昔遊んでいたときよりはるかに遊びやすくなってるんです。しかも、ソロで。

FF11ってストーリーはすごく面白いんですが、パーティーを組まないと進めることがほぼ無理、というものだったんです。昔は。けれど今は、メインストーリーを見るだけならソロでもなんとかなるくらいに調整されていました(※ 2020年5月時点。それ以降にバージョンアップされた分についてはよく分かりません)。いやーこれは良かったですね。

「ストーリーを見たいから、オフライン版のFF11を出してくれ!」

なんていうふうに言われてましたからね、昔は。

昔気になってて、パーティー組めずに断念した人、今やってみるといいですよ。

他にもね、今やっても普通に遊んで楽しい部分が多いんですよ。グラフィック的にはもちろん古臭さはあります。でもそういうの気にならなくなるくらい遊べるんです。


今後、「FF11」のサービスがどこまで続くかは分かりません。でも、

「最後の最後まで遊ぶぜ!」

という人、きっといるでしょうね。

過去に「FF11」を遊んだことのある人、この20周年を機に、今一度自分が遊んでいたときのことを思い出してみるのも良いのではないでしょうか。

特設サイトのほうではいろんなインタビューも見れますので、そういうのを見るとさらに鮮明に当時を思い出せるかもしれませんよ。

今回はこのへんで。

それでは、また。


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