「昔のゲームばっかりじゃん!」 だが、それが良い! 個人的に最高だったニンダイ8月期
PS5の値上げが発表され、心身ともに落ち込みまくりだった昨日。「もうヤダ!日本のゲーム業界!なんで日本ばっかりこんな目に遭うのさっ!?」と仕事から帰ってきてからも若干やさぐれ気味だったのですが……。
昨日(8月27日)の夜遅く、そういったイヤな気持ちを一気に払拭する嬉しすぎるニュースがもたらされたのです。
皆さん見ましたか!?「ニンテンドーダイレクト&インディーワールド 2024年8月期」!!まぁ一通りの情報まとめは以下のファミ通Webサイトのまとめを見てもらうとして。
いや、もうさ。個人的に“アガりまくり”の40分強でしたよ。
きっと人によっては「なんだこれ?新作って言いながら昔のゲームばっかりじゃん。懐古厨か?インターネット老人会か?」なんて思われるニンテンドーダイレクトだったことでしょう。
言われれば確かにそう。今回の発表では、昔のゲームのリメイク、リマスター、そしてコレクションパック。そういったものが多くを占めていました。ただね……今回のこのラインナップは自分にはめちゃくちゃ刺さったのですよ。本当にありがとう、ありがとう。
ちなみに今回は「ニンテンドーダイレクト」ではあったものの、僕としてはSwitchの新作ソフト発表という捉え方はしておりません。なぜなら今回紹介されたゲームのほとんどはSwitch・PS5・Xbox問わず発売されるはずです。ですので、普通に「今後発売される新作ゲームの発表」といった感じで僕は見ておりました。
それでは、今回配信発表されたゲームの中から個人的に気になったものを見ていきたいと思います。
HD-2D版「ドラゴンクエストIII そして伝説へ…」
今年6月期のニンテンドーダイレクトで発表されて以後、一気にいろんな情報が解禁になったHD-2D版「ドラゴンクエストIII」です。
一番最初に制作が発表されて以降、ずーーーっと何の音沙汰もなく焦らされ、一時は「もしかしてもう作ってないんじゃ……?」と心配になったほどのタイトル。
ただグラフィックの感じを変えただけではなく何かしら追加されるだろうとは思いましたが、自分的に「これは良い」と思ったのがそれぞれの職業からいくつかの見た目を選べるところ。
さすがにキャラメイクとまではいきませんが、それでも完全に見た目が決まってしまっていたファミコン版やスーファミ版と比べたらかなりの進歩です。
いろんな仲間を作るのが楽しくなってしまいますね。
「ファイティングコレクション2」発表!そして「マヴカプコレクション」の発売日も
カプコンから過去にリリースされた対戦格闘ゲームのコレクション「ファイティングコレクション」。その「2」が発表されました。
前作の「1」のときは何と言っても「ウォーザード」が家庭でできる!ということが嬉しかったものですが、今回はなんと「カプエス(カプコン VS SNK)」2作品が収録されるとのこと!今のハードでこれが遊べるのはまさに僥倖。
ただ一つ残念なことがあります。
それは、“今回も「キカイオー」がラインナップされなかった”こと。 「キカイオー」というのはカプコンが出した3Dのロボット対戦格闘ゲーム「超鋼戦記(ちょうこうせんき)キカイオー」のことです。
無念すぎる……。なんか権利関係なのかなぁ。もし「3」があるなら、そのときにはぜひ出てほしい。
それと「マーヴルVSカプコンコレクション」の発売日も発表されましたね。ダウンロード版が9月12日とのこと(※パッケージ版は11月)。これは買いますよ、間違いなく。
「ドラキュラコレクション」三たび!今度はDS系だ
きたー、ニンテンドーDSで発売された「ドラキュラ」シリーズがコレクションとなって戻ってきました。しかも「ダイレクト」終了後即配信ということで、いやーこれすぐ買っちゃいましたね。
このDS系のドラキュラはですね……全部が全部プレミアがついてしまっていて、ほぼ1本あたり2万円くらいするんですよ、中古で。なもんで、これらをまとめて3000円未満で遊べるっていうのはもう最高なわけですよ。
ただし、DSというハードはタッチスクリーンを備えた2画面構成。そのあたりをどうやって1画面で遊べるように落とし込んだかというと……まぁなんとかうまくやってくれています。
ドラキュラシリーズ好きな人はまず買って間違いないでしょう。
「軌跡」シリーズの原点がリメイク
日本ファルコムというと今は「軌跡」シリーズと「イース」というイメージですね。その2大柱の一つ「軌跡」シリーズの最初の作品「空の軌跡」がリメイクされて発売されることが決まりました。
もともとは「英雄伝説」シリーズだったのが今では「軌跡」シリーズという別のブランドを生むきっかけとなったゲームです。
中身はというと、まさに「ザ・JRPG」といった感じのものです。
昔、一生懸命プレイしていた自分が恥ずかしい!「ときメモ」のリマスターが発売
まさかコレがくるとは……!
いやね、今年30周年ということで何かいろいろとイベントをやっていたのは知っているんです。で、それだけに留まらず何かやってくるかなーとは思ってはいたんですが……。
まさか令和の時代に初代をリマスターするとはね。
正直、今の時代にこのゲームはかなりしんどいと思います。いろいろな意味で。ただ、初見の人が配信する分にはわりと良いかも、とも思っています。
「恋愛シミュレーション」というジャンルが広まる元となったこのゲーム。プレイしたことの無い人はぜひプレイしてみてほしい。
いかがでしたでしょうか。見事にリメイクやリマスター、そしてコレクションばっかりですね。
いや、もちろん完全な新作にもちょっと気になるものはありましたよ。「アトリエ」の新作とかね。でもやっぱり上記に挙げたような“昔のゲーム”のほうが自分には響いたんです。
でもきっと同じような人は多いと思います。思いたいっ!
ゲーム1本クリアするまでのプレイ時間が100時間を超えるものが当たり前のようになってきた昨今、「プレイ時間と面白さは必ずしも比例するものではない」ということを上で紹介したゲーム達は教えてくれるはずです。
さて、皆さんは今回のニンテンドーダイレクトでどんなゲームが印象に残ったでしょうか。良ければコメントで教えてください。
今回はこのへんで。
それでは、また。