世代ごとのゲームについて
「ポケモンGO」まだまだはまりきれない自分がいるのですが(近所のポケストップを回る位はやってますが)、自分は新しいゲームに対する偏見が強く、熱狂を覚めた目で見てしまっていました。
でも、「ゼビウス」を作った遠藤雅伸氏が「ゲームセンターCX」という番組で、世代ごとのゲームとの向き合い方を話していたのを観て、少し考えを改めました。
ゲームセンター世代、ファミコン世代、次世代ゲーム機世代、スマホゲーム世代と、色々な世代がありますが、ゲーム業界はすさまじい勢いで世代交代していて、ユーザーがその流れについて行けないのは当然かもしれません。
また、遠藤氏関連で、こんな記事を見ました。
「ゼビウス」がなければ「ポケモン」は生まれなかった!?———遠藤雅伸、田尻智、杉森建がその魅力を鼎談。ゲームの歴史を紐解く連載シリーズ「ゲームの企画書」第一回
「ポケモンGO」のような熱狂的なブームは、例えばゲームセンター世代での「インベーダーブーム」、ファミコン世代の「ドラクエⅢ発売時の行列」と同じで、良くも悪くも色々な人のゲームに対する興味が極限に集まった状態で、今までのゲームの歴史の中で何度も起こっていた事なんだと思いました。その時々で、「ゲーセンノート」「ゲーム雑誌」「ネットの掲示板」等、皆が集まってワイワイ意見交換する、というのは昔も今も変わりません。
ポケモンの生みの親の田尻氏がGOに関わっているかどうかは分かりませんが、そうした時代の変化の中で20年愛されるゲームを作り続けているというのはすごいですね。そして、新作ポケモンを作る傍ら、今でも別の新しいゲームの可能性を追い続けている、というのも頭が下がります。
世代交代の激しいゲーム業界ですが、その時代の中に光る、自分に合った良ゲームを探してみるのも面白いかもしれません。