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セッションで他のプレイヤーから学ぶ大切さ
こんにちは!ギタリストの飯田正樹です。セッションがまだ苦手だった頃、僕はよく「自分の演奏が正解なのか」という不安ばかりに囚われていました。しかし、あるとき友人のギタリストが弾くフレーズを聴いて、「自分にない視点」をまざまざと感じたんです。
「こういうフレーズもあるんだ!」「こんなアプローチの仕方ができるのは知らなかった」という、いわば“新しい語彙”を一度に知ったような衝撃でした。
セッションは、ただ曲を合わせる場ではありません。互いの演奏を聴き合うことで、それぞれが刺激を受け、個々の音楽性をより豊かにする場所でもあります。とりわけ「他人の演奏から学ぶ」という姿勢は、スキルアップの大きな近道になるでしょう。
他人の演奏を「観る」「聴く」視点の重要性
音楽は「聴くもの」と思われがちですが、実は「観る」ことも学びの大きなポイントです。楽器の構えや体の動き、リズムの取り方など、見落としがちな部分にも演奏のヒントが隠れています。さらに、「あの人のサウンドが何故あんなに魅力的なのか」を、耳だけではなく動きや表情から掴むことで、自分の演奏スタイルにも取り込めるでしょう。
反復して真似る大切さ
よく「コピーをするだけではオリジナリティは育たない」と言われます。しかし、まずは“真似る”ことがオリジナリティの土台を作るんです。どんなに個性的に見えるプレイヤーも、振り返れば憧れの演奏をコピーし、そこからエッセンスを得ていたはず。いいなと思ったフレーズやリズムがあれば、遠慮なく取り入れてみましょう。そこから自分に合う形に変化させていったり、様々なプレイヤーの特徴を組み合わせたりする事が、オリジナルな演奏を育てる鍵となります。
共有し合うことでさらなる成長へ
セッションには、ただ“教わる”だけでなく、自分が得た知識や感覚を“共有する”という素晴らしい側面もあります。上達したいと思っている仲間同士で「あのフレーズ、どんな気持ちで弾いているの?」「このコード進行で心がけていることは?」と情報交換し合うと、自分でも気づかなかったポイントを認識できたり、相手の理解が深まったりします。僕も音楽仲間に分からない事はすぐ聞くし、自分が質問されれば、包み隠さずにお答えしています!
音楽は一人の世界に没頭することも魅力ですが、他人の演奏を知ることでさらに豊かになります。自分にない要素を補い合うからこそ、セッションで生まれる化学反応は面白いんです。ぜひ恥ずかしがらず、怖がらず、次のセッションで周りの演奏をじっくり“観て”“聴いて”みてください。そこには、きっと新しい発見と成長の種が隠れていますよ!
僕が主催するセッションイベントについて
僕が月に1度、大塚のライブバー、LIVE × BAR ○で主催しているセッションイベントでは、初心者やセッション未経験の人でも安心して参加できる仕組みを大事にしています。セッションの日程については、イベントの公式Instagramや、僕のX(旧Twitter)で随時お知らせしています。初心者の方、セッションに慣れていない方も大歓迎!ぜひお気軽に遊びに来てくださいね!みんなでセッションやお話しをして楽しみましょう!
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