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その先を目指せ!/ 鬼指導ノ十七:練習をすれば下手になる?【鬼指導!!】
今回の話は接客ロールプレイングコンテストから繋がる話になります。
だからコンテストに興味の無い人からすると、「読まなくてもいいか」と思う人も多いかもしれません。
ですが、実はすべてのことに共通してくることなのでぜひとも目を通してほしいと考えています。
正直言えば、この話を書くのはちょっと勇気が要ります。
だって、めちゃくちゃキツい話なので(苦笑)。
でも本当に高いレベルを目指す人ならば、再考してほしいと思うのです。
覚悟を持って読んでください。
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鬼指導ノ十七:練習をすれば下手になる?【鬼指導!!】
筆者は接客ロールプレイングコンテスト(以下、ロープレコンテスト)というものに携わる機会がある。
昔は筆者自身が出場する側で関わっていたが、今は審査員という立場で関わっているのだ。
ご存知ない人のためにロープレコンテストがどういうものかをお伝えしておくと、一般的には接客技術を競うための大会だと言える。
大会により規定は違うものの、定められた時間内で接客や販売を行ない、その内容によって審査をされ順位が決まっていく。
詳しい説明をしていては文字数が多くなりすぎるので、一応日本最大のコンテストをご紹介はしておく。
日本ショッピングセンター協会(通称:SC協会)が主催するコンテストだ。
年によるが、単純計算で裾野まで含めると、1回の大会につき4万人〜8万人程度が参加していると言われている。
こうしたコンテストの場では、筆者はフィードバックや公表を務める機会が多い。
メーカーでのコンテストでは、直接的に出場者と話をしてフィードバックをすることもあるのだが、そこでこういう話になる。
「練習すればするほど型にハマってしまいうまくいかなくなる」
という話題だ。
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