ひろゆき氏の持つ幼児性
沖縄の辺野古新基地建設反対運動(座り込み)を巡って先日元2ちゃん創設者のひろゆき氏が自分が行った時に座り込みをしている人がいなかったから0日にしろ、というツイートを出した。
これに27万余りのいいね!がつき、この下品な煽りに群がる人が少なくない事が露見された。その後もひろゆき氏は座り込みの定義について自分独自の詭弁や解釈を織り交ぜて問題をとことん基地問題からそっちにずらし基地建設を特に反対している側を煽ってきた。
しかしここに彼の人間の底の浅さが垣間見えるのだ。どういうことかというと一貫して彼は本質のところで自分の言葉を持ち合わせていないのだ。ここでいう本質、とは辺野古の新基地建設にどのような見解を持っているか、ということだ。しかし彼の口からそこに対しての自分の考えが全く聞かれないのだ。それどころか選挙の結果がこうだから、とか多数に乗っかって安全圏の中で他者を揶揄しているようにしか見えないのだ。
他者を揶揄したり嘲笑することは人間の多幸感を得る行為として最も手っ取り早いものであり、それは非常に人間社会の闇を映し出す鏡であり、ひろゆき氏の幼児性に起因するものだ。それに群がるのは沖縄の基地問題が沖縄で生きてきた、いやこの日本で生きてきた人たちのキズの歴史の積み重ねの上に成り立っている事を忘れる非常に由々しき問題なのだ。だから本質がどうでもいいのに他者を嘲笑うものには断固抗議するし、今回彼のロジック(にもなってないが)に乗っかっている茂木健一郎氏、こたつぬこ(木下ちがや)氏、以下それに群がる立憲パートナーズ、党員、ABEMA Prime、日経テレ東大学などは恥を知った方がいいだろう。