国語よりも算数が好きになった小学生
最近の公立小学校は校舎がきれいだ。で、その中で起きている変化。1997年は国語が好きな小学生(4〜6年)は33%だったが、2017年には22%に低下(博報堂生活総合研究所調べ)。一方、算数は20年前は、32%が好きと答えたのに対して、現在では41%が好きになった。
ちなみに中学生(1〜2年)の場合は、国語好きが23%から22%へ、数学好きが28%から30%へと変わった。小学生のような大きな変化はないが傾向は似ている。1997年は、数学を好む率が5ポイント高かったのが、2017年には、8ポイントと差が広がった。
算数や数学は、正解がひとつで分かりやすいということもあるのだろう。ただ、言語力は思考のベースでもある。論理や発想を育む国語の教え方に工夫がほしい。