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花を活ける人は、生を活ける人
切り花と本は似ています。買う人が減っているのです。本についてはネットで情報を得られるからと言う理由もあるでしょう。一方、花については「そんな余裕はない」と答えが返ってきます。確かに金銭的には負担。家に花がなくても困ることはありません。でも、帰宅したときに花が出迎えてくれるというのは、嬉しいこと。花屋さんのなかには定額制で花を売る店も出てきました。
花は生活のコンテンツと考えたらどうでしょうか。マーガレットもパンジーも菜の花もチューリップもアネモネも暮らしの彩りをつけます。SNSに載せるにしても咲き誇る花ほど季節感を表現してくれるものはない。生活という言葉は生を活けると書きます。まさに花を活けるは生を活けることなんじゃないかしら。