
TANCHJIM “MINO ≪Feather of Starlight : Asano Tanch Limited Edition≫”は浅野てんき好きにはたまらない。8000円台でパラメトリックイコライザーを搭載。 #PR
浅野てんき好きにはお勧め、8000円台でパラメトリックイコライザーを搭載。
Tanchjim mino 浅野てんき版 写真集











TANCHJIM MINO ≪Feather of Starlight : Asano Tanch Limited Edition≫ レビュー
HIFIGO様よりご提供いただいた、TANCHJIM MINO ≪Feather of Starlight : Asano Tanch Limited Edition≫(以下、TANCHJIM MINO Asano Tanch版)をレビューします。本製品は同社のマスコットキャラクターである浅野てんき(浅野天琪)ちゃんとのコラボレーションモデルで、浅野てんきファンにはたまらない魅力的な外観質感、開封体験となっています。
外観・付属品

今回はフルセットでのレビューとなり、本体だけでなく、アクスタや缶バッジなども付属する豪華版です。細部まで可愛らしいデザインで統一されており、所有欲を満たしてくれます。ただし、Velvetイヤーピースは付属しない可能性があります。また、アクスタ等の付属品を含む豪華版の販売は、Tanchjimの判断に委ねられているとのことです。
特徴的な機能
豊富な交換用フィルター: TWSとしては珍しく、多数の交換用フィルターが付属します。これにより、フィルターの目詰まりによる音質劣化を防ぎ、長く使用することが可能です。

日本語アナウンス: Tanchjimアプリ(https://tanchjimaudio.com/app-services)で日本語を選択し、OTAアップデートを行うことで、浅野てんきさんによる日本語のアナウンスが楽しめます。GooglePlayでのアプリ公開も期待したいところです。



音量記憶機能: アプリには音量記憶機能など、珍しい機能も搭載されています。
パラメトリックイコライザー: 特筆すべきは、カスタムイコライザーがパラメトリックである点です。moondropよりは良いですが、ドングルDACのSZ Walk Playアプリのほうがよりわかりやすく詳細な設定が可能です。
表示にバグが見られるため、今後の修正を期待します。
パラメトリックイコライザーに不慣れな方もいるかと思いますが、周波数(最大20kHzまで設定可能)を細かく調整できるのは大きなメリットです。
TANCHJIM MINOのパラメトリックイコライザーは限定的な部分もありますが、使い慣れている方であれば満足度は高いでしょう。耳道内の共振を抑える設定ができるのも高評価です。



TANCHJIM MINO Asano Tanch Limited Edition の音質・ANC性能
音質: デフォルト設定では、低格帯のTWSとしては良好的な音質で、自然な高音域が特徴です。ただし実売価格を考えれば同価格帯の競合製品には及ばない音質だという印象もあります。
Velvetイヤーピースを使用すると、音がより鮮明になり、音質が向上するため、音質を重視する方にはVelvetイヤーピースとの併用をおすすめします。
低音: 低音の厚みはやや物足りない印象です。イコライザーで調整しても、低音のコントラストは限定的です。
ANC: ANCは弱く、自然な効き具合ですが、強力なノイズキャンセリングを求める方にはまったく物足りないかもしれません。
価格・コストパフォーマンス
通常版が8100円という価格を考慮すると、この価格帯でパラメトリックイコライザーを使用できるTWSが登場したという意味では評価できます。ただし、音質面でのコストパフォーマンスはあまり高くなく、通常版が5000円以下であれば納得できるパフォーマンスと言えるでしょう。
不具合・その他
音の位相のずれ: 電波状態が悪い時に、一瞬だけ左右の音の位相がおかしくなる(音場が変化する)というバグが時々発生します。これは頻度が高く、気になる点です。
ケース収納時の接続: ファームウェアアップデート後、ケースに収納しているにも関わらず、スマートフォンと接続してしまうという不安定な挙動が見られました。リセット操作(両側イヤホンを2回タップし、2回目のタップは指を離さずに約2分間押し続ける)で一時的に改善しましたが、再発しました。持ち運び時にポケットの中でイヤホンがずれ、スマートフォンと接続してしまうことが度々あり、使い勝手の面で問題があります。
イヤーピース: TANCHJIM MINO Asano Tanch版は、通常の軸のイヤーピースもケースに収納できました(イヤーピースの種類によっては収納できない可能性があります。軸の長いタイプ、例えばTRI 角笛などは厳しいかもしれません)。
認証: 技適は問題なく取得済みです。合同会社地球世界がPSEも取得しており、ケースにしっかりと印字されています。
TANCHJIM MINO ≪Feather of Starlight : Asano Tanch Limited Edition≫ 総評
TANCHJIM MINO Asano Tanch版は、浅野てんきさんのファンにとっては大変に魅力的な製品です。
豊富な交換用フィルターやパラメトリックイコライザーなど、特徴的な機能も備えています。しかし、音質やANC性能、そして不安定な挙動など、改善すべき点も多々見られます。
特に、ケース収納時の接続問題は早急な改善を望みます。価格と性能のバランスを考慮すると、コストパフォーマンスは高いとは言えません。今後のファームウェアアップデートによる改善に期待したいと思います。
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HiFiGo公式サイト
後日Amazonなどが追加されれば追記予定
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