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頑張ってもうまくいかないことって、仕事でもスポーツでも山のようにあるから/村上部長②
積水化学女子陸上競技部で、予算の承認などを担当。
現場と適宜コミュニケーションをとって、
「選手が競技に専念できる環境作り」を進める村上和也部長。
企業スポーツチームの存在意義が問われる中で、
企業が陸上部に求めるものとは、
何なのでしょうか。
大事なのは目標を宣言して努力する姿勢
やっぱりまずは結果。
と、考えがち。
確かに選手はそうでしょう。
競技者である限り、結果は最も重要です。
でも、それだけではないと村上部長は答えます。
「チームの実力なりレベルは、時々でかなり大きく変動します。毎年のターゲットも目まぐるしく変わる。でも、どれだけ頑張ってもうまくいかないことって、仕事でもスポーツでも山のようにあるわけです。それに対して色々と工夫して、気持ちを切り替えてもう一回チャレンジしていく。その過程がスポーツチームは組織として見せやすい」
しっかりと進むべき道を捉えて、自分なりに努力をすれば、
それは評価すべき成果であると、部長は話します。
「目標をしっかり宣言して、それに向かって努力する姿勢は、スポーツが一番見えやすい。うまくいく時もうまくいかない時も、結果が明確に出ますから、成果が出たら喜びと成功した理由を発信する。うまく結果が出なかった時も大事。そういうことに対して共感してもらえる社員も多いと思うし、気持ちに響いて欲しいなと思います」
求めるのは、上を目指して挑戦を続けられる人材
そしてまた、企業スポーツのひとつの特徴は、
アスリートが選手であり社員でもあること。
それぞれ選手によって実務内容は違いますが、
企業にとっては共に歩む、大切な仲間。
選手として求められるのは実力ですが、
企業として求めるのは、どんな人材なのか。
それは現場の野口監督やスタッフを
全面的に信頼していると村上部長は言います。
「陸上競技部員に限らず、従業員に広く発信して求めているのは、“挑戦しよう”ということ。積水化学は、『自分から手を挙げて挑戦する人材を求めています』と明確に言い続けています。どんな仕事でも、ある程度慣れれば一定のレベルに達しますが、それでも、少しずつ上を目指して挑戦し続ける。それが求める人材ですね」
「陸上競技部という特殊な組織ですが、会社の中の一組織人。仕事上での学ぶ姿勢や、失敗した後で次にどう行動するかの向上心は、野口監督などが厳しく指導してくれているので、安心して任せています」
身の丈に合った努力
結果を出すのはもちろん。例えうまくいかなくても、
しっかりしたビジョン、中長期的なプランがあれば
会社として価値を認めたい。
そんな信念を元に、村上部長は、部への今後の期待を語ります。
「世界レベルの選手が複数来て強豪チームとなるのに、憧れる部分は少しあります。でも、大事なのは身の丈に合った規模で、身の丈に合った努力を続けていくこと。野口監督も『うちに入ってきたからには全員、自分が主役になろうと努力して、結果に繋げよう』と、全員活躍の理念を掲げています。そう言い続けられる規模の組織を、末永く持ち続けたい。そこで育った選手が積水化学女子陸上部はいいチームだと思ってくれたら、それが一番かなと思っています」
流れを止めずに、努力し続けるチームとして。
これからも積水化学女子陸上部は、
未来へ向けて前進し続けていきます。
文:守本和宏/ナノ・アソシエーション
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