ACC受賞の「不快のデザイン展」に弊社のソリッドシートが展示されました!
はじめまして!
積水樹脂デザイン・マーケティング部のイマガワです。
簡単に自己紹介させていただきます。
積水樹脂に入社してもうすぐで3年経ちます。主にSNSやWeb周り、メルマガ配信などのデジタルマーケティングを担当しており、これからnoteの執筆者としてちょびっと登場すると思いますので、よろしくお願いいたします!
さて、今回のnoteでは弊社の製品が展示されたACCを受賞した「世の中を良くする不快のデザイン展」についてご紹介させていただきたいと思います。私、イマガワが東京まで展示会見学に行ってまいりました!
「世の中を良くする不快のデザイン展」は、「2023 63nd ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」のデザイン部門にてシルバーを受賞いたしました。本アワードは、1961年に創設された「ACC CM FESTIVAL」を前身とし、国内で最も規模が大きく、権威のあるアワードのひとつとして知られています。
■たくさんの人でにぎわっていた「不快のデザイン展」
公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「世の中を良くする不快のデザイン展」に弊社のソリッドシートをご紹介いただきました。不快な刺激に反応する人間の心理を利用することで、危険な状況に陥る前に意図的に不快(驚き)を作り出すことで人々を危険から守るデザインの事例がたくさん展示されていました。
2023年3月24日から4月23日まで東京で開催され、来場者数は26,410名と話題になった展示会です。見学に行ったのは平日にも関わらず、展示会場の外までずらりと人が並んでいた光景を見てなんだか嬉しくなりました…!
■不快のデザインとは?
以下のサイトから展示会の概要を引用しております。
子供の誤飲を防ぐための苦いゲームカードや揺れたり凹凸をつけて食べにくさを作り出すことでペットの早食いを抑える食器など不快で危険を伝える事例がたくさん展示されていました。
では弊社の製品はなぜ不快と感じるのでしょうか。
■ドライバーに注意喚起をうながすソリッドシートとは?
一般的にはイメージハンプとも呼ばれていますが、弊社の商標名称はソリッドシートです。
・ソリッドシート
ソリッドシートとは、異なる濃淡色の平面シートで立体に見せて、運転者への注意喚起や車両減速を促す路面標示材のことです。実際に、ソリッドシード設置前後を比較すると車速は10km/hダウンし、事故件数が46.3%と大幅減少したことが明らかになっています。(交通工学1996増刊号 vol.31)
バーナーなどで加熱して貼り付けるシートタイプでスピーディー・簡単に施工が可能で主に車道に設置されます。また塗料にガラスビーズが配合されており夜間ライトの光を反射して目立ちます。このような効果や施工性などが海外でも認められ、たくさん設置いただいています。
立体に見せることで不快(驚き)を感じさせ、人々の安全をまもるのがソリッドシートです。
■実績のご紹介
亀岡市内通学路の事故を受け「亀岡市通学路交通安全対策プログラム」が策定され、その対策整備としてジスラインS、ソリッドシートとポールコーン車止めなどをご採用いただいた事例です。道幅の狭い住宅が密集した場所にも設置できることから、様々な場所でご採用いただいております。
逆走対策で高速道路のパーキングエリア出入口に設置された事例です。大型矢印タイプのソリッドシートで進行方向を明確にし、わかりやすいピクトグラムでドライバーに注意喚起します。逆走時のみ立体に見えるソリッドシートで通行走行時の妨げになりません。
積水樹脂では「ソリッドシート」をはじめ、まちづくりや道づくりに関する様々な製品を開発しております。
弊社についてみなさまにもっと知っていただくために今後もnoteを通してたくさんの製品をご紹介していきたいと思います。
まちなかで弊社の製品がたくさん設置されていると思いますので、ぜひ
チェックしてみてください!今後ともよろしくお願いいたします。
デザイン・マーケティング部 イマガワ