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心の傷は塗り薬で治せるものなのか
せきさんです。
今の現状を変えたい、人生で新たなステップを踏み出したいと思っている方へ、私自身の経験を伝えながら皆さんの背中を後押し出来るような情報を発信しています。
先日あるメディアで「自分の性格を変えたい」という一般の方の相談にコメンテーターが答えるという形式の番組がありました。
そのコメンテーターの方の答えを聞いて「はっ?」と思ったのでシェアさせて頂きます。
1.相談の内容
1)30歳女性
2)過去にいじめに遭ったトラウマから職場で上手くコミュニケーションが取れず、つい人を避けてしまう性格を直したいという主旨の相談
2.コメンテーターの方の回答
1)本を沢山読む(相談者曰く読んでますとのこと)
2)そうじゃない、文学作品の本を読めば美しい言葉が沢山書いてある。
その言葉をひとつひとつ拾って心の中に落とし込んで行けば傷はいつか
自然と消える、という(文言に誤りはあるかも知れませんが)内容の話
でした。
3.美しい言葉を沢山浴びさえすれば傷は癒えるのか
私はそうは思えませんでした。
確かに文学作品にあるような美しい言葉を聞けば感動もするでしょうし、
心が軽くなるかも知れません。私自身も起業を目指していた頃、尊敬する
経営者の方の本を何冊も読んで士気高揚を図っていた経験もあります。
確かに「美しい言葉という塗り薬」で気持ちを楽にしたり、頑張ろうと前を向くことは出来たとしても、過去の傷を癒し、心の持ちようを変えるような根本的な解決法にはならないと思うのです。
4.心の持ち方を変え、生きやすい人になるためには
これは私の経験を基に分析し少しずつ実行に移してきたことですが、
「自分の心に蓋をせず、過去或いは現在の傷を吐き出して癒す」
これだけです。今はこれだけと言えますが最初は勇気が要りました。
これだけで内向的だった性格は外向的に、引っ込み思案だった僕の性格は
提案志向に変わって行きました。
やり方は自分自身でノートに書いたりSNSに投稿したりするなどの書く方法、人に聞いてもらうなどの話す方法、どちらでも良いと思います。
5.自分の健康のためにも「心の底」にあるものを打ち明ける習慣を
ある心理学者さんの話によれば、「自分の本当の心の底にあるものを人に話すと健康に良い」のだそうです。
心の不調が頭痛や腹痛などの身体症状に表れるとするならば、心の健康が良い状態であれば良い身体状態を作るはず。
「自分の心に蓋をせず、過去或いは現在の傷を吐き出して癒す」
私自身も少しずつ、このnoteにも出して来ました。
健康のためにもこれからも続けて行きたいと思いますし、私と関わる一人でも多くの方が生きやすくなってくれればと願いながら出来ることを実践して行きます。
今日はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございます。