不思議時間の始まりに・・・

不思議時間の始まりのきっかけは、前に書いてある『なんだかわからないけど、知ってしまった…』という恐怖心だった。

そしてそれが何だったのか?
それは、前にも書いてある占い師と呼ばれる先生に教えてもらった。

『もう、毎日泣かなくていい…アナタ、今!気づいてよかったやん!』
『年、とってから気づいたら虚しいよ…』
『今、病院に行ったら3年ぐらいお薬を飲んで治すことになる。』
『でも、アナタはそんな馬鹿じゃない…大丈夫』
『しなければならない!!と思ってすることなんかないよ…』
『お掃除でもなんでも、自分が(やった)と思えたらそれでいいよ…人が見て決めるんじゃないよ…』
『そして、アナタが(どうして、あの時…友達にもっとやってあげれなかったんだろう…)と責める必要もない。』
『その時にアナタはちゃんと返せてるよ…仲が良かったんだから、アナタもちゃんとその時に返してるの…!!』

そんなことを話してくれた。
会話の全てを記憶してるわけではないが、印象に残っている言葉だ。
救われた気がしたからかもしれない。


当時、私は27歳ぐらいだったと思う。
娘を生んで、広いマンションに引っ越して落ち着いた頃だった。
だから、世間で言われている幸せ…をつかんだはずなのに…
憧れの家庭を築き始めたばかりで幸せなはずなのに…どうして?

『なんだか得体の知れないことに気づき、怖くてしかたないんだろう…』

そんなことを思い悩んでいたから、とにかくその時の先生の言葉にとても救われた。

その後、私は先生にいろんな質問をしなければ自分だけでは理解できないことが起こるようになっていき、先生はたくさんの事を教えてくれた。

私の、師…と呼べるほどに今でもあの時の先生の教え、言葉、全てが霊的な成長というのかな……人間の成長というのかな……今、現在の50歳になった私には必要だったんだな……と感じている。


上に書いた先生の話しを私と一緒に聞いていた友人が『一体、彼女(わたし)になにが起こっているのだろう…』と心配してくれて、その後、友人1人で先生に私のことを聞きに行ってくれた。

友人は、私には何も言わず1人で行ってくれたのだった。

その時に先生が友人に語ったことは
『あの子は(わたしのこと)、まだ今、生まれたばっかり…』
『何が好きなのか…どんなことに興味があるのか…ひとつずつ書いていったらいいよ!』
『このような状況になったら誰でも、もがくの…!!』
と、話してくれたらしい…先生のところに行った帰りに友人が家に来てくれて、私がどのような状況なのかを絵にかいて説明してくれた。

あの時、その友人と先生が居なかったら…私は変な宗教にどっぷりとハマってしまっていたのではないか…?
というぐらいに今までとは何かが違ってしまった自分が、自分で不安だったと思う。

自分のアイデンティティが壊れたというのかな……そんな表現しか浮かばないけど、それに近かったと思う。

ここに、友人への感謝と先生への心からの感謝の言葉を書いて今回は終わりにします。

友人、先生、心からありがとうございました。感謝。



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