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事の顛末について 3

次の目標が出来た…のだが、またしても信濃路画像。
今回は、「事の顛末について」という名のグルメnoteか鶯谷メモリーか。

二十歳の頃職場の先輩と鶯谷に(悪さ)をしに来て、その時景気付けに入った居酒屋は線路沿いにある養老乃瀧だった。何故なら当時先輩も自分も東武線沿線に住んでいて、鶯谷に土地勘もなく知ってる居酒屋もなかった。
(悪さ)新聞を買って調べて電車に乗りわざわざ移動してきて、鶯谷駅北口を出て右手へ少し歩くと養老乃瀧があるのだが、そこへ向かう途中、というか駅を出てすぐ目の前に信濃路はあり、その時、これはホンモノの店だな、一見が入ってはらない店だなって先輩と共に判断して間違いのないチェーン店の養老乃瀧の暖簾をくぐったのだと思う。
養老乃瀧を出る時に店のおばちゃんに「頑張って!」と言われたのを何故か鮮明に覚えていて、まあ(悪さ)前の会話と顔をしてたからだろう。

それから十年くらい経って鶯谷でバイトをしていた。その職場は南口にあって、大嫌いだった職場の人達とたまに飲みに行くのもそちらの方で、恐らく信濃路の存在なんて忘れていた。

で、サクッとまた時は流れて自分は断酒をした。
飲酒もういいか、って感じで。

その後色々あってNHK BSの西村賢太特番、それに出る事になってその撮影で鶯谷に行き昼飯を食べに信濃路へと連れて行ってもらった。
実はそれが初めての信濃路だった。

西村賢太小説で憧れてた赤ウインナー揚げと炭酸水
肉野菜炒めと炭酸水
こんな恥ずかしい事をさせられた
公園で本まで読まされて

信濃路でもNHKの人達は撮影していたが、良いのが撮れなかったのか、テレビでは流れなかったような。確か。

信濃路にまた戻る。
初めて行った時にはもう自分は酒を飲まない人間だったのである。

(悪さ)=買淫との噂。
まあ若かったしそんな人間だし。
因みに南口ロータリーには吉原から迎えの車が来る。
その話は死んでからイタコに聞いて。

次回こそ信濃路グルメ。


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