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新年の抱負

2025年元旦

今年の元旦は、夫と一緒に、氏神様である「春日神社」へお参りに行ってきました。昨年のお礼と今年の決意表明をしてきました。
そのあと、いつもの5kmコースを走ってきました。3km走って2km歩くというルート。なんだか、元旦から体が軽い!というのがとても嬉しいです。

2024年の振り返り

昨年1年間は、私にとって、今までの人生で、これでもかって言うほど、根本から見直す時期でした。
開業して、9年が経ち、私の脳が、ヴェールのような何かで覆われたいたのかというほど、自分の本心が見えなくなっていました。先の見えない未来を不安に思い、自分の扁桃体が恐怖によって操られている、そんな感じの日々でした。恐怖をエネルギーとして、痛みを感じなように、回避行動をとると言う毎日で、今思えば、得体の知れない恐怖感に自分の多くのエネルギーを取られていたように思います。いわば、パニック状態で、心は、フリーズしていました。とても緊張感が強かったように思います。
ところが、昨年の4月頃だったか、お花が散った新緑の桜の木の下で、突然の啓示(のようなもの)があり、突然、パニック状態から脱しました。
その時、初めて、「私はパニック状態だったんだ。」と気づきました。
仲間からの言葉からも気づきを得て、私は、自分の人生を俯瞰して見るようになりました。

自分の緊張に気づくきっかけが歯科治療

この私の緊張感に気づくきっかけが、仲間からの言葉と突然の啓示だったわけですが、もう一つが、歯科医からのアドバイスでした。
私は、頭蓋写真を見るのと同時に、トルコ鞍と言う部位が、変形していたと伝えられました。
食いしばりによって、夜間200−300kgの力が、顎関節にかかる結果、頭蓋骨全体が歪み、内分泌臓器の中枢である、脳下垂体がおさまっているトルコ鞍が変形していたのです。
一体、私は、何に緊張して、自分の頭蓋骨を変形させるくらい食いしばっていたのでしょう。もちろん、これは、副腎疲労による夜間低血糖も影響していましたので、食事療法、栄養療法も自分なりに介入しました。
そして、歯科で、YTプレートと言う完全オーダーメイドのマウスピースを作っていただき、私の食いしばりと、睡眠障害がだいぶ改善されました。

緊張から放たれて過去の自分を振り返ると

緊張から放たれて過去の自分を振り返ると、なんとも、寂しがりやで自信のない自分が立っていました。人を信じることができず、いつか人が離れていくのではという恐れから、人を試すようなことをしてしまう。人に入れ込まないように平気なフリをする。人と距離を置こうとする。自分の伝えたいことを率直に伝えない。我慢する。など、回避行動の連続でした。
そんな自分から脱し、自分の痛みにじんわりと向き合うようになりました。すると、回避行動に使っていたエネルギーを、本来の自分が注ぐべきことに注ぐことができるようになりました。これほど、自分自身を俯瞰して見たことはありませんでした。
そこから、2024年は、自分自身の健康、診療スタイル、経営方針、スタッフとの関わり方、全て見直しました。自分が望んでいることは何なのか、自分に問うと自然に答えが出てきました。
その結果、いやさかリゾートクリニックおよび、いやさか株式会社の経営基盤が盤石なものに出来上がりました。そして、より良いチームワークができました。

自分の健康度の追求

今までも、自分なりに健康に気をつけているつもりでしたが、2024年は、生活スタイルを随分と見直しました。食事内容、サプリメントの内容と量、運動量、睡眠の質など。
結果、5km程度を週1−2回は走ったり歩いたりできるようになりました。また、もっと気持ちよく走るにはどうしたら良いかと健康度を追求するようになりました。
野菜スープ(さまざまな野菜と出汁を煮て、ミキサーにかけてポタージュにして飲む)を毎日欠かさず飲むようになりました。
そして、これは、最大のチャレンジでしたが、断アルコールと断カフェインを8日間達成できました!クリスマスとお正月で、誘惑多くて、9日目に飲んでしまいましたが、また、2025年はチャレンジしたいと思います。
アルコールとカフェインを完全に断つことで、また、さまざまな気づきがありました。アルコールは、夕方になると飲まずには1日が終わることができなかったこと。週末になると、コーヒーを喫茶店で飲みたくなること。(言い訳ですが)量としては、ほんの少ない量ではありますが、断つと決めてみると案外、脳が依存状態にあったなあと気づきました。そして、これは、扁桃体が恐怖のスイッチをONにしていたのを、強制終了するのに役立っていました。ところが、アルコールやカフェインが切れると、また、扁桃体がONになってしまうのです。
8日間断ってみて、今は、なしの日があっても、嫌じゃなくなりました。元々扁桃体のスイッチがOFFになってしまったので、必要なくなったのかも知れません。

掃除をしなくては居られない

緊張から解き放たれて見ると、突然、日々食べているご飯が以前より美味しく感じられたり、好きな買い物を楽しめるようになりました。
そして、あまりに身の回りの整理整頓に無頓着になっていたことに気づき、年末であったこともあり、大掃除をしました。
脳の断捨離と、身の回りの物理的断捨離、体の断捨離と全てがリンクするのんですね。必要でないものを捨てました。そして、ホコリを拭き掃除しました。断捨離が人生を変えるって本当ですね。これは、体験して見ないと分からないと改めて思いました。

そして迎えた2025年

冒頭に話した通り、新年早々、マラソンすることができて、体が軽いのが本当に嬉しいです。
2025年は、みなさん、どのような1年にしたいでしょうか。
私の抱負は以下の通りです。

1、学びの強化

私たちは、いやさか健康塾として、「学びながら健康になる」をモットーに、「学び」を強化していきます。お料理教室など、ワークショップ型の体験型セミナー、病気の根本原因やセルフケア方法を学ぶセミナー(リアル開催、オンライン、オンデマンド)を開催予定です。
また、今年こそは、今までの診療のエッセンスを本にまとめたいと思います。

2、診療の質の向上

いやさかリゾートクリニックでは、皆様の体質に合わせて、オーダーメイド型医療を提供しています。今年は、患者さん一人一人がどの治療段階にいるのかを分かりやすい形で提供で行きたいと思います。
学びと合わせてリンクしていけるようにします。

3、自分の健康度の追求

この歳になって、物忘れ増えたとか、〜ができなくなったとか、出てくるじゃないですか。いやそんな話ばかりです。
ところが、私、最近、集中力の向上があることに気づきました。
もちろん、体力が向上したり、お肌の艶が良くなったりすることは、46歳の私にとって、とても嬉しいことです。女性ですから、いつまでも美しくいたいと言うのは、私にも願いとしてあります。
ただ、それだけじゃないんです。昨年マラソン始めて、生活スタイル全般見直して、断酒して、カフェイン断ちして、何が嬉しいかって、集中力と認知機能が向上したんです。まさにアンチエイジングです。
ただ若返りしたいわけじゃない。人生で成し遂げたいことが、私にはあるので、そのために、集中力が必要なんです。最近は、日々の生活を少し節制するだけで、その辛さを上回る幸せ、充実感を感じることができています。それもゆったりとした気分で。
健康って、幸せに生きるためにあるものですものね。well-being外来と称して、皆様の幸福を実現するためにも、私自身、人生を謳歌したいと思います。

ぜひ、みなさんの2025年の抱負を紙にかいて見てください。そして、診察室で教えてくださいね。
それでは、本年もよろしくお願いします。


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