日本SF作家クラブに入会しました
日本SF作家クラブ(SFWJ)に入会しました。
第十回星新一賞の表彰式のあと、星マリナさん(星ライブラリ代表)にお声がけ頂き、あれよあれよという間に入会の運びとなりました。頑張るといいことがあるものですね。同賞で図書カード賞を受賞された菊池誠(=木口まこと)さんも同時入会されたそうです。
日本SF作家クラブといえば、かつて星新一先生や小松左京先生が在籍されて交流を深められたという歴史あるクラブです。まだ商業誌にすら載ったことのない自分のようなどアマチュアが入会できるという発想がまったくなく、少し驚きましたが、そうそうたるプロ作家の方々のお話を伺える貴重な機会だと思い、えいままよと末席のすみっこの方に潜り込んでみることにしました。
事務局からきた入会手続きをすませ、頂いたルールブック的なものを熟読します。昔と違い一般社団法人なので細かな約束ごとがあるのです。会社員生活がまあまあ長いのでこういうのには慣れています。会員限定サイトをご案内頂いたので、昨晩、少しだけ会員作家の方々と交流しましたが、皆さんからさっそく温かな歓迎のお言葉やイイネを頂き、緊張しながらも和やかな時間を過ごしました。小学校の卒業アルバムに将来の夢を「SF作家」と書き、近所の本屋で五百円玉を握りしめてハヤカワの青背を吟味していた関元少年に自分が四十年後どうなるか教えてやりたくなりました。
ともあれ、SF作家クラブに入ったからといっていきなりプロ作家を名乗れるわけでも仕事がもらえるわけでもないので、引き続き公募にも挑戦しつつ創作仲間と切磋琢磨しながら精進していくつもりです。
再来年の今頃ぐらいには、何か商業的な実績ができるといいんですけどねえ。