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不思議な字姿の忠魂碑 〜石戸神社

アップルロードというかわいらしい名前の道を走り、たぶん特産物の直売センターによった後だっとおもう。

時間があったので、近くに寺社がないかなと検索したら、一本入った道のところに石戸神社があった。

社号標
行ったのは夏だったか。
鳥居が真新しい

由緒によるともともとは薬師如来を祀る薬師堂。つまりお寺であったようである。

明治以降に今の名称になったとあるから、神仏分離の影響を受けたものだとおもう。

目尻が下がったようにみえる狛犬

境内には碑がいくつかある。「皇紀二千六百年紀念」の碑は高山父子の系列の隷書にみえる。横画が異常に太い。丸太を横にならべて配置したような感じ、独特な丸っこさがある。

気になったのは忠魂碑。碑陽の字は一戸兵衞。
陸軍大将として、各地に碑を残しているが、篆書碑は珍しいのでは?

忠は左右対称の造りだから置いといて、他の2字の創り方が面白い。

碑陰の額は青森県知事 竹内俊吉氏、戦没者を書いたのは川口桂舟氏。

忠魂碑に手を合わせ、神社を後にした。

アクセス

〒036-1501 青森県弘前市湯口一ノ安田


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子峯/石碑巡遊
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