エッセイ doux
人は皆自分の人生のDJである。
無音なら無音、彩るなら、頭の中に鳴り響く音楽があるはずだ。24h。
その人の人生のひとつひとつの経験や、エポックメイキングとなる場面に、必ずピッタリな音楽があり、それは人の数だけある訳ではなく、100点の音楽がひとつあるのだ。それに遭遇するのは最早奇跡に近い確率かもしれない。ただそれを意識して探し続ける者がDJであるべきなのだ。
マックスクーパー的無限人工物。俯瞰で見る人の生活は、実にシステマチックにできている。配送システムや電車のシステムなどにはじまり、送られた人がその場で仕事をし、生産物をつくる。カロリーやエネルギーと言い換えてもよい。それを毎日繰り返し、イノベーションという革命を何度か繰り返し効率をあげていく生物。それが人間だ。
カレイドスコープの様に、ギリギリ肉眼で監察できる四方数キロメートルの土地を切り取り、真上からFIXのカメラのカット。それの2000年分くらいの遷移を2時間くらいに早送りした映像を映画としてパッケージしたら、死ぬ程売れるんじゃないか、と死ぬ程つまらんことを考えた。
死の!もう死の!!(※)
(Inspired from ソラシド 本坊さん)
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