格安航空でいくフランスへの旅路 後編
前編を投稿してすっかり後編を忘れていた。失態失態、、
確かクウェートからの続きだっただろうか。無事にクウェートに到着。
空港が新しくホッとした。
次はウィーンに向かう。荷物を再チェックインしないといけない関係で一度出国する必要があった。ビザカウンターで相談すると空港側が再チェックインの手続きをやってくれるとのこと。しかし不安だった私は別の空港職員に訳あって出国したい旨を伝えるが同じ返答だった。又、到着ターミナルから出国ターミナルに移動しないといけない関係でどうやら13時に迎えに来ると告げられて3時間ばかり待った。色々噛み合わないことも多かったが、職員専用の車で出発ロビーに移動。これで無事にウィーンまでは辿り着けそう。
念には念を。もう一度、空港の職員に荷物はどこにあるのか尋ねたら、嗚呼もうすぐ飛行機に乗せるところだね。と言われ安心した。
次の便はWiz Air。ヨーロッパを代表する格安航空会社だ。
前編で述べたBetjetと比較にならないくらい狭いシートに案内された。隣の席には体重200kgは裕に超えてそうな男の人が座っていた。一人の重みで飛行機が傾いてしまいそうな、そんな気さえした。ただでさえ狭い席を二等分しなければいけない上に6時間耐えることを思うと気が気でならない。幸運なことに最後尾の席が空いていて移動することができ、事なきを終えた。
あっという間に六時間が過ぎ無事ウィーンに到着。預けた荷物を探しても一向に見つからない。カウンターでロストの手続きをする。1週間以内に連絡してくれるとのこと。空港で一泊を過ごし翌日ニースに着いた。
ニースからは見慣れたフランス国鉄に乗り、マルセイユ近郊のオバーニュに到着。赤みを帯びた大地とビーチ。夏の南仏はフランソワーズサガンを彷彿とさせる。砂混じりな湘南とは違いサザンではない。サザン。サガン。湘南。南仏。
オバーニュからは徒歩でステイ先に着いた。
ロストバゲージから1週間が経ち空港に連絡するも行方知らずに。1ヶ月が経ち2度と自分の手元に戻らないことを自覚した。
終。
今シーズンは地元辻堂の営利法人、コクホーシステム様からサポートでこの活動が成り立っています。
【産業用太陽光発電は株式会社コクホーシステム】
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