三六章 石川クリテリウム&石川ロードレース
石川クリテリウム
暑さに対する心配はなかったがウェットな路面にプラスして帰国後バイクも変わったので落車しないか不安であった。
安全第一に落車しないことが大前提でその上どこまで集団に粘れるかがターゲットだった。
序盤から中盤辺りに位置取っていた。番手を上げたいが中々上げられなかった。直線で上げる脚もなかった。中切れが生まれ鹿屋の選手とブリッジ。集団についても最後尾2人は身長が高くグレーチングがあったことからコーナーで付いては離れを繰り返していた。脚力的には余裕があったが心拍が下がらずオールアウトした。後方集団に入るも心拍は下がらず頭が痛かった。明日に備えDNFした。
石川ロードレース
前日のクリテリウムでは雨天の影響で気温が低く暑さに対する心配はなかった。しかし石川ロードレースでは猛暑日が予想された。プラスして距離も長くサバイバルな展開が予想された。フランスから帰国後、暑熱対応が追い付かず普段の練習からも苦労していた。
その為、高順位を狙うより最大限自分の力を発揮することが目標だった。逃げにはトライしない方向で考えていた。
序盤、ハイペースで進んでいたが千切れるようなペースではなかった。他の選手の人一倍の暑さ対策が功を奏したのか序盤はヒートオーバーすることなく快適に走れた。脇下のポケットに入った氷は3周くらいもったと思う。1周目に3〜4人の逃げができ小規模なブリッジが決まり最終的に22人ほどの逃げ集団ができた。無論逃げに挑戦したい気持ちもあったが才田さん米谷さんが逃げにトライしている事もあり気持ちを抑えて集団に留まった。直ぐに1分半のタイムギャップが生まれ集団はペースを上げた。
中盤に差し掛かり周回始めの最後の登りでペースを上げると中切れを起こし集団が二つに割れていた。下に入りBS2人が下りで猛烈に踏んでいた。何とか2人に追い付き必死でしがみついていた。下は圧倒的に自分の力が劣っていた。登りに入り集団に追い付き比較的ハイペースで進んでいた。(ハイペースといっても逃げには追い付きそうになかった。ここでいうハイペースとはペースが早いのではなく集団の中で最大限出せるペースである。)殆どの選手は疲労困憊で踏めるような脚が残っていないように見えた。一方、自分はまだ幾らか余裕があった。終盤に入り1人が先行。自分がブリッジをかけBS、KINAN、nshareの選手と4人パックになった。(ブリッジといっても少しペースを上げたくらいでブリッジと呼べるか微妙なラインだった。気づいたら4人になっていたような感じ)そこから一定ペースで進み集団は追い付いてきそうになかった。シマノの入部選手、寺田選手が合流。このまま14位で終えた。
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