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よりみち

はろー。人と関わりたい、関仁です。

本日は実家に戻る帰路にて、気になっていた神社があったので、寄り道して帰りました。

写真の通り、岩沼にある 金蛇水神社 です。
境内の手前にはモダンな造りのカフェやショップがあり、その奥に神社があります。
写真の鳥居をくぐると、藤棚と鯉が泳ぐ池が迎えてくれます。
少し曲がり道を進むと、弁財天さまのお社や蛇が今にも動き出しそうなご神木があり、さらに進むと手水の先にアーチ状の橋があります。
この橋を渡って階段を数段登ると開かれた境内に着きます。
真紅の屋根が特徴的なお社は、奥の山の緑、手前の石畳の白によく映える。
よく見ると、お社の上にはハートマークが。
恋愛?のご利益について書いてある絵馬や御守りには特にそんなことは書いてないので、別の意味があるのかもしれない。

そんな知らないこと、ないし違和感に気付いた時に、気持ちが高揚する。
アドレナリンが一瞬、増すのかもしれない。

そもそも水の神社という割には周囲に水辺が無いなー。とも感じていた。
デカい池や川がある訳でもないし、当然、海にも面していない。
ふと、化物語(著•西尾維新)の劇中に登場する「北白蛇神社」を思い出した。
、、、でも、やっぱりそういう理由でもなく、調べてみたら、
平安時代の刀鍛冶が天皇に刀を献上するにあたり、良い水を探し、辿り着いた場所が、山林から仙台平野へ流れ出す谷口のこの地であったそう。
元々、平野に水が流れ出す場所なので水神宮という名で神社は存在していた。
刀鍛冶はそんな綺麗な水を使って刀を打ち始めるが、辺りの水田にいるカエルの鳴き声で集中できなかったようで。
そのため、カエルの天敵であるヘビの置物を作り水田に入れるとカエルが鳴き止み、無事に刀を完成させることができたとさ。
そして、その土地の神様への感謝として蛇の像を献上していき、その蛇の像を御神体として祀るようになり、金蛇水神社として今に至るそうな。
めでたし、めでたし、ピッチンパラリンのプー🎵
という変遷があったようです。
刀鍛冶の名前が知りたいー! 何でヘビなのー! という更に詳細を知りたい方は、ググってみて下さい。
新たな発見があり、未知の先の未知に気付くかもしれません。

ちなみに、ハートマークは「猪目(いのめ)」と呼び、猪が火事にいち早く気付くことから、火災の厄除けの意味があるそうです。
その話に、きゅん、です。←写真のピースサインの改良型でなく指でハートを作っていることを知りました、最近! なのでオジサンだけど使いたい!

今は人生の寄り道をしてる私ですが、より未知を深める寄り道なら、どんと来いです!

この神社も藤棚が綺麗に咲きそうなので、その頃にまた訪れたいと思います。
カフェの側にあった牡丹園も気になるので。


せきひと
2022/3/29

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