無駄な事だとわかっていても…|一人でも救うために|情報の発信をする
「これくらいは、大丈夫だと…」みんな思っていた。
化学物質や環境に関心さえ持っていれば、自分、家族、子供の今ある幸福や未来を捨てずに夢や希望も持って問題なく生きられたはず…。
現代社会で「生きる」ことの根本を完全に拒否されてしまう「化学物質過敏症」がどんなに恐ろしい事なのか、体験した人にしかわからない。
それらに無関心な人が、アメリカの心理学者 マズロー〖Abraham Harold Maslow〗の5段階の欲求階層説の一番低次の生理的欲求さえも、満たされない状態となっても私にはどうすることも出来ない。
「すべての人を救うことは出来ないよ」と主治医に言われた。
きっと、それが正解で、そうなのだろう、どんなに情報の発信をしても、関心をもって自分や子供達の未来を守るかどうかは「個の考え方」なのだから、説得することは難しい…。
無駄な事だとわかっていても…。
私が未来にできることは「化学物質過敏症」の情報を発信する事だけ。
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