加藤浩次と佐久間宣行P、初タッグ番組の「最大の事件」と迎えることになった「最悪な結末」
2024年12月11日放送のニッポン放送系のラジオ番組『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』で、テレビプロデューサーの佐久間宣行が、極楽とんぼ・加藤浩次との関係性について語っていた(*1)。
「『あの人に言われたら、出るしかない』とか。『昔、世話になった◯◯さんからの仕事は断りたくない』みたいなのって、あるんですよ」
「…俺は、加藤浩次さんに頼まれると断れないから。Amazonオーディブルの加藤さんとさ、サカナクション山口さんのやつとかを作ったりしたね。やっぱ20代の頃にお世話になった人に言われると、断れないかな」
加藤浩次と佐久間プロデューサーが初タッグを組んだのは、2006年4月6日のテレビ東京の番組『極楽とんぼのこちらササキ研究所』だった。佐久間プロデューサーは当時31歳であり、前年に『ゴッドタン』を立ち上げたばかりの頃だった。
加藤浩次と佐久間宣行Pの出会い
加藤としてもまだ佐久間と関係性がなく人間性もよく分かっていない状態であり、加藤は当時、佐久間についておぎやはぎに「質問」をしたのだという。
2021年8月28日配信開始となったYouTubeチャンネル『佐久間宣行のNOBROCK TV』の中で、佐久間は次のように語っていた(*2)。
「俺が加藤さんと仕事し始めた頃にさ。加藤さんがさ、矢作さんと飲んでてさ。『佐久間っていうのはどういうディレクターなんだ?アイツ、ちゃんとしてんのか?』みたいなことを言ったら、矢作さんが『いや、ちゃんとしてるよ!』って」
「って、加藤さんにキレてくれたっていう。お陰で、加藤さんが信用してくれたっていう(笑)」
この矢作の後押しもあり、加藤は佐久間を信用して、二人は関係性の構築をすることができたのだという。
山本圭壱の楽屋立てこもり事件
だが、佐久間が演出を担当した極楽とんぼの冠番組『極楽とんぼのこちらササキ研究所』は、あまりにも短い期間で終了してしまう。なぜかと言えば、番組がスタートした3ヶ月後、加藤の相方・山本圭壱が不祥事を起こしたためである。
7月16日、山本圭壱は社会人野球チーム・茨城ゴールデンゴールズの試合出場のため、函館市内のビジネスホテルに宿泊していた。そこで、17歳の少女と関係を持つ。18日に不同意性交の疑いで警察から任意聴取を受けたことを受け、吉本興業から同日、マネジメント契約の解除を言い渡されることになった。
20日に放送予定であった『こちらササキ研究所』は放送見送りとなり、2週に渡って他番組の再放送でしのぐことになった。その山本が不祥事を起こす直前の収録では、「事件」が実は起きていたという。
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