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オードリー若林、『オードリーのANN』と漫才で「ボケとツッコミ」の立ち位置が変わる「苦肉の策」での理由
2022年11月2日放送のテレビ東京系列の番組『あちこちオードリー』で、さらば青春の光がゲスト出演していた。そこで、さらば青春の光・東ブクロがオードリー・若林正恭に対して、ラジオと漫才でのキャラの違いについて質問をしていた(*1)。
若林の「俺たちは年とった方がやりやすい、漫才が。より、みんなの手垢ベットベトのをやった方がウケたりするのよ。だから、楽になったね、大分」という発言を受け、東ブクロは「でもオードリーさんは、ラジオとやってるキャラ、漫才と違うじゃないですか。その辺を、ちょっとずつそっちに寄せていこうとかはないんですか?」と質問している。
ほんの少しでも時間があればゴルフに行き、ネタ作りも100%森田哲矢に任せている東ブクロの質問だけに、森田によってすかさず「急にお笑いのこと語るなよ!全員の空気察しろよ、お前」とツッコもまれていたが、実は若林は的を射た、鋭い質問だと思っていたという。
リスナーならではの質問
2022年11月26日放送のニッポン放送系のラジオ番組『オードリーのオールナイトニッポン』で、若林は次のように語っている(*2)。
「東ブクロはラジオ聞いてくれてんのかな?結構濃い質問してくれたよね(笑)なんか言わなそうじゃん、聞いてくれてても。聞いてはいないのかな?どうなんだろうね」
「嬉しかったよな。なんか、『オープニングトークと漫才、違うじゃないですか』って、あんな質問してくれる人いないじゃない、なかなか」
『オードリーのオールナイトニッポン』でのキャラ、そして漫才のキャラが異なっており、「漫才の方をラジオに寄せて行くつもりはあるのか?」という質問であるが、この鋭い質問に若林は、東ブクロ「嬉しかった」のだという。
「苦肉の策」で生まれたズレ漫才
では、その質問に対して若林はどう考えていたのか。2022年11月5日放送の『オードリーのオールナイトニッポン』の中で、若林は次のように語っている。
「東ブクロが、『あちこちオードリー』で言ってたじゃん。俺、まさに考えてたことなんだけど」
「『漫才とかラジオを聞いてると自然なのは、若林さんがボケて、春日さんツッコんでるじゃないですか、オープニングで』って。で、俺もさ、漫才とか書いててさ、本当に思うもん。本来、苦肉の策でああなったじゃん」
コンビ結成当初、若林がボケであり、春日がツッコミだった。コンビでの漫才に行き詰まりを感じていた若林は、「どちらがボケで、どちらがツッコミであるべきか?」というところから考え始めることになる。それこそが「ズレ漫才」誕生に繋がっていくことになる(*3)。
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