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麒麟・川島明、『ラヴィット』開始当初に批判してきた「先輩芸人4人」に抱いた根深い恨み

2021年5月16日放送のTBSラジオの番組『川島明のねごと』の冒頭で、麒麟・川島明がTBSの朝番組『ラヴィット』の視聴率について言及していた。

「『ラヴィット』って言ったらね、ネットニュースではちょっと数字がどうこうとか言われて、色んな記事で。それはもちろん僕も見ていますし。まぁでも、番組が立ち上がったところやし、ちょっと長い目で見てって思いながら」

川島のこの発言は2021年5月のものであり、『ラヴィット』は同年3月29日にスタートしている。朝の番組でニュースを一切取り扱わず、ワイドショーではなくバラエティ番組として開始したということもあり、苦戦を余儀なくされていた。横並びの番組の中で明らかに異質であり、番組コンセプトが根付くまでの間、否定的な意見が多かったこともたしかである。

「でも、そのネットで記事にされたりとか、別に視聴者の方に何を言われようが、それは視聴者の皆さんが楽しんでいなかったら僕はダメだと思うんで。何を言われても良いんですよ。だけど、やっぱり視聴率が上がったら良いなぁとは、もちろん思ってますよ」

「で、こういう状況で向(向清太朗、現在の天津飯大郎)は僕のことを言ってくれましたし、この間も新幹線を待つホームで、たまたまTKOの木本さんと一緒になって。で、会うや否や『大丈夫?しんどない?』って言ってくれて。『なんかネットで色々と視聴率のこと言われているけど。絶対に大丈夫やからな、川島君やったら大丈夫よ。コツコツ、コツコツ絶対に上がって行くわ』って」

当時、低視聴率にあえいでいたものの、21年10月に放送された『水曜日のダウンタウン』とのコラボで、あのちゃんを千原ジュニアや野性爆弾・くっきー、オードリー春日俊彰、霜降り明星・粗品、麒麟・田村裕が遠隔操作して大喜利に回答させるという企画が大きな注目を集めた。

その後、大幅な伸びというわけではないが、3%台で推移することも多く、日本テレビ系の『スッキリ』の後番組『DayDay.』を追い抜くこともあった。

川島のこの発言の当時はまだ、『水曜日のダウンタウン』コラボもなく、手探りで番組をなんとか成り立たせようと奮闘していた時期のものである。

「会ってすぐにそんなことを言ってくれて、嬉しいなぁって思って。だから僕はこの時期、苦しい時期ですよ、数字で言えば。数字的には厳しいですけど、僕は楽しくやっているんだけども。この時期に優しくしてくれた方のことは絶対に忘れんとこうと思って

「もうなんかあったら、僕が方舟になってみんなを助けようと思っています。逆も然り。この時期に叩きやがった奴が4人いるんです。覚えているんです、私。今ツイッターや、楽しそうにやってるラジオで、おっさん4人が私のことを言っている人がいました!

低視聴率で苦しむ中、叩いてきた「おっさん4人」がいると川島は認識していると明言しており、さらにその恨みは忘れないと語っていた。

4人への根深い恨み

「誰とは言いませんが、もう何があっても絶対に助けません、喋りません。お前の番組も絶対に出ない。まぁ何が起こるかは分かりませんが、『ラヴィット』が終わったら、俺が芸能界を引退すると思ってんねんな、お前はって思ってます

「『ラヴィット』がもし万が一ダメなことになって終わっても、俺は生き続けてお前らを絶対に番組に呼んで、一回も振らない。4人います、今のところですよ。これはもうメモってます…この4人、(出演していたら)マジでチャンネルを変えてます」

番組開始からたったの2ヶ月で結果を出すのは困難であり、本来ならば励ましや優しい言葉をかけてしかるべき時期である。だからこそ、その苦しい時期に辛辣な言葉を投げかけた4人を許せないと思ったのだろう。

さらに、川島はその4人について、以下のような人物であるとヒントを仄めかしている。

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