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16年振りに復活する『内村プロデュース』を10倍楽しめる!出演芸人たちが語った収録現場についての証言まとめ

テレビ朝日系列のテレビ番組『内村プロデュース』は、2000年4月8日に放送開始となり、2005年9月26日にレギュラー放送が終了した。その後、2008年3月22日に「内村プロデュース 内P芸人 vs 内Pを知らない若手たち」が放送されるも、以降は特番も放送されてはいない状態となっていた。

それから16年、2024年9月28日に内村光良の還暦、そしてテレビ朝日開局65周年という節目で一夜限りの復活を果たすことが報じられた。

この復活について、まだ収録前の2024年8月30日の段階で、ウッチャンナンチャン・内村光良は次のように語っていた(*1)。

内村光良の語った収録前の心境

「『内P』、これが久しぶりにやるんですよ。本当にありがたいことで。9月28日なんですよめ。これがまた、さまぁ~ず、TIM、ふかわりょう。出川哲朗、そしてなんと、有吉。バナナ、有田、土田、おぎやはぎ、アンタッチャブル」

まぁもう本当にね、みんなもう全員MCやってる人たちですよ。全員もう、偉くなっちゃって。おい、おい。そんなに偉くなんなよってぐらい偉くなっちゃった人たちが集まってくれるんですよ」

本当にね、ありがたいっていうか、駆けつけてくれるんですよ、忙しい中。みんなね、どんなコーナーに、どんな感じで登場するのか。皆さん本当に楽しみにしておいてください」

「なんで『楽しみにしておいてください』と申しますと、まだ一個も撮ってないです(笑)宣伝はしておりますが、一個も撮ってません(笑)めっちゃ宣伝してますけど」

まさに往年の『内村プロデュース』のメンバーが揃い踏みとなり、この収録でない限り集めることは困難なメンツとなっている。この収録を迎える前、内村は次のような「懸念」について語っていた。

もしかしたら、そんなに期待値上げない方がいいかもしれない(笑)もしかしたら、私が空回りしちゃって、しばらく『内P』やってなくて、『結構高圧的なんだな、このプロデューサーは。キャラだったんだ』って。私、10何年『内村さまぁ~ず』やってたんで、ゆるい空気に慣れてしまったんですよ」

「だからあんな高圧的にできんのかなって。あと、みんな偉くなっちゃったから、そんなに言えないかなっていう(笑)遠慮しちゃってっていう(笑)そういうことで、あんまり面白くなくなったらごめんね(笑)でも、一生懸命やりますからね」

往年の『内P』そのものだった収録

だが、この内村の心配は杞憂に終わる。収録時の内村の様子について、「『内P』見てた芸人」として出演していたハライチ・澤部佑は、次のように語っていた(*2)。

「(登場の仕方を)迷ってたら内村さんが『内P』のオープニングの感じ、もう内村さん、イケイケなわけ。『ダメだ!お前たちは』っていう感じなわけ。その日もさ、もうその感じで、『お前ら生ぬるいんだよ!』っつって」

「『だからもうお前らと対戦する芸人たち、来てるから!』っつって。で、もうそれに乗っかってくしかないよねってなって。それでもう最初の『世代交代じゃ!』の感じ、そっちになって(笑)」

オープニングから、まさにレギュラー放送当時の「プロデューサー・内村光良」の様子で内村は出演していたという。そこからは、レギュラー放送当時と同様の国立競技場を舞台に「大喜利合戦」が繰り広げられていく。

その様子について、パンサー・向井慧は次のように語っていた(*3)。

「凄いやっぱ新鮮だったのが、『内P』って基本、いろんなシチュエーション大喜利とかのコーナー、やっぱあったじゃないですか。それを皆さん、出てた芸人の皆さんがプレイヤーとしてやっぱやるっていうところが面白くて」

モノボケとかそういう類いのものをバナナマンさんとか、有吉さんとか、さまぁ~ずさんとか。皆さんがやるっていう。で、これをあのどんな感じで皆さんやられんのかなと思って見てたんですけど、やっぱね言うんですよ。『もうやりたくねぇよ』とか、『もういいよやんなくて』とか。『小道具何あんの?』とか言って。小道具をちょっとちらっと見る感じとか」

「『うわ、なんかどんな感じになるんだろ?』と思ったんですけど。まぁこれはもうぜひ見てください。やっぱり凄いよっていうことなんですけど」

だが、かなりの年月が経っての『内村プロデュース』収録ということもあり、戸惑うこともあったという。有吉弘行は、実は内心、以下のような戸惑いを感じていたと語っていた(*4)。

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