小籔千豊、松本人志から学んだ成功を収めても持ち続ける「向上心とプロ意識の高さ」の重要性
2024年7月10日放送のテレビ東京の番組『あちこちオードリー』に小籔千豊が出演し、自分自身の「評価の低さ」についてオードリー・若林正恭に質問をされて、以下のように語っていた。
「自信の箱があるとしたら、底は『生きてるだけでOK』。『せやけど、結構この辺はアカンよね』って。『それもまぁ、ええやん。こういうところ、俺はいけてるから』『でも、そんなん向こうに比べたら』『ここ、もうちょっと頑張らなアカンけど、こういうところ頑張ってます』みたいな」
「自信とビビリのミルフィーユ状にしてったらいいというか。自信あるんだって言うてる奴もアホやし、『うう…』って言うてる奴もアホやし。自信ある時はある、でも、こういうところ頑張らなアカンって」
「そういうふうにやってったらいいから。別に、自信があるということではないけど、自分のことをカスって思ってる人が、上手いこと行ってんねんな」
要は、自信を持つことと、驕らないようにする、そのバランスが重要であり、自信過剰や自己肯定感を低くしすぎないことが大切ではないか、と小籔は説いている。
松本人志と上沼恵美子の共通点
さらに小籔は、松本人志や上沼恵美子について次のように驚くことがある、と語っていた。
「大谷(翔平)は『余裕やこれで』って思ったら練習せぇへんやん。それこそ、松本さん、上沼さんは凄い反省しはんねん、俺が見てて。『こんな金持ちなのに、反省してる』ってビビんねん」
「新喜劇の全然おもんない若手とか、漫才師、全然おもんないくせに『飲みに行こか』って言うてんねん。お前なんかすぐ家帰って、シャワー浴びながらでっかい声を出せよっ
て思うのに」
「ってことは、イケてる人ってやっぱビビってこれやったらアカン、これやったらアカンちゃうかってやってるはる人が上手いこと行ってる。全然アカン奴って、満ち足りてるから。自分に自信あるから、何の努力もせんのよ。それぞれ、カスやなって思ってないと、アカンよなっていうのも込みで言うてる感じやな」
松本は芸人としてトップランナーとしてあり続けながらも、それでも反省し、向上心を持ち続けているという。その松本の仕事への姿勢について、小籔は過去に以下のようなエピソードをもとに語っていた(*1)。
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