世界一幅の広い川
"世界一幅の広い川と言っても、1本の川であっても川幅は一定しないため比較するのが簡単ではありませんが、一般によく知られているのはラプラタ川です。これは、より厳密に言えば「世界中に存在する川において、川幅の最も広い部分同士を比べた場合にその長さが最大の川」ということになります。
ラプラタ川は南米大陸のアルゼンチンとウルグアイの間を流れる川で、河口付近の両岸にはそれぞれの国の首都であるブエノスアイレスとモンテビデオが位置します。世界最大の川幅と認定されているのはその河口部で、約275kmとされています。
ちなみに、同じく南米を流れるアマゾン川の川幅は最大で300kmとも500kmとも言われており、この数字を見る限りではラプラタ川を上回ります。ただしアマゾン川の河口部は水の流れている部分と砂州とが複雑に入り組んでおり、どこからどこまでを河口と考えるかについての定説がありません。そのため、結果的にラプラタ川の方が世界一に認定されています。"
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