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世界三大植物園
"世界三大植物園に挙げられるものは、イギリスのロンドンに位置するキューガーデン、ドイツのベルリン・ダーレム植物園、アメリカのニューヨーク植物園の三つです。それぞれに個性があり魅力あふれる植物園と言えるでしょう。
キューガーデン
一つ目のキューガーデンは、イギリスのロンドン郊外にあるテムズ川沿いに位置します。ユネスコ世界遺産にも登録がなされていて、世界各国の植物が約4万種以上も栽培されていて、標本は800万点を超えています。
敷地は約120万平米を誇り、美しい庭園や温室などが設けられています。1899年にたてられた大温室パームハウスには、ヤシやバナナ、マンゴーなどといった熱帯植物コレクションも、多数展示されている特徴があります。
ベルリン・ダーレム植物園
二つ目のベルリン・ダーレム植物園は、ドイツ最大規模を誇る植物園です。敷地は約42万平米を誇り、世界のさまざまな植物が約2万2000種類以上も栽培されています。開設されたのは1646年ですが、1895年にベルリン近郊にあるダーレムドルフに移転、拡充されました。
現在はベルリン自由大学の付属機関に指定されていて、大学が管理を行っている植物園です。園内で栽培されている植物は、ヨーロッパやアジア、アメリカやアフリカなどというように地理的に区分がなされるなど、様々な工夫が見られます。
大温室はガラス張りになっていて、熱帯植物をはじめとした珍しい植物が約4000種類以上も展示されています。
ニューヨーク植物園
三つ目のニューヨーク植物園は、アメリカのニューヨーク市北部ブロンクス地区に位置します。
自然のままの地形を生かし、1891年に開館しました。広大な面積は約96万平米をほこりますが、その3分の1は天然の落葉樹林で、自然そのままの姿が残されています。
園内には約1万5000種類の植物栽培されていて、500万点を超える標本がハーバリウムには残っていて、現在では全米を代表する植物研究機関のひとつとなっていて、ニューヨーク市立大学とは研究や教育面などにおいて交流が持たれています。"