見出し画像

世間を驚かせた!2年間で全195カ国の料理を提供する前代未聞のイベント!①

世界の料理を提供するお店「世界のごちそうパレルモ」をして10年が経とうとしていたころ、自分の中でふつふつとある思いが沸き起こって来た。

世界30カ国を味の修行をして現地の人に料理を教わってきた。そしてこの10年、現地の味を紹介することに熱意を注いできた。

大ギョーザ

毎日、お店の厨房で料理を作るといつも思い出すのは、レシピを教えてくれた人たちの笑顔や暮らしだった。その人たちのことを少しでも食べてくれているお客様に伝えたい!と思うようになったのだ。

画像2

世界の料理を学ぶと「世界の歴史や文化」が見えてくる。素材や味付けは風土や、宗教、風習、植民地の影響によるものがあるのだ。

世界の料理は、その土地の文化や歴史により形成されたものである。料理を食べることにより、深く知り、その国を理解するきっかけになりうるのだと。それが価値を認め合い「世界の平和」に近づくのではないか?と確信があった。

私はお客様に「世界の料理を食べると世の中が平和になる」と訴えたかった。伝えたかった・・・ができなかった。

その理由は、飲食店にご飯を食べに来て「この料理を食べると世界が平和になりますよ~!」なんていきなり言われても「うわっ!この店なんか宗教じみてる!」と思われるのではないか?と思って足を踏み出せなかったからだ(笑)

そこで、考えたのが今まで誰もやったことのないイベント!全世界の料理をお客さんに食べてもらう2年間の長期イベント2010年~2012年まで開催した「世界のごちそうアースマラソン」というイベントだった。

誰もやらない事をやって「何故こんなイベントをやろうと思ったか?」と言う動機づけで自らの思いを発信をしようと考えたのだ。

そして、その決断がその後の人生を変えてしまうことになるとは思いもよらなかった。

つづく


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?