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100人否定1人目:社長「絶望する才能」

自分の事業アイデアを100人に否定されるまでやり続けたらどうなるのか検証中のガラスのメンタルです。

この企画は「自分で事業を作ってみよう!」って思って、いろんな人に自分のアイデアや考えを話すと案外否定されることが多く、たまにその否定に弱気になってしまう自分がいました。

僕含め、多くの人にとって他人からの「否定」でいい思いをすることはありません。
そのせいで本当に自分がしたいことを言えずにいる人がかなりいるんだろうなって思います。
なので「逆にアイデアを100人に否定される頃にはどうなってるんだろうか?」って思ってやり始めた企画です。


人に否定されたことを成し遂げることが偉業

最初の1人

そこで最初に自分がこのアイデアを話した人は、今の会社の社長です。
前回の記事で説明した通り、自分の会社はベンチャー企業で、社長との距離感も近く、積極的な人間には喜んで機械を儲けるような会社です。

スキルも学歴も全く持ち合わせてなかった自分を迎え入れてくれて、仕事の基本を教えていただき、多くの機械を設けてくれました。なので感謝しかないです。
なので事業を立てたい!って思った時に、1番最初に話すべき相手だと思いました。

社長の経歴


社長の経歴を少しお話しすると、
東京大学在学中に会社を立ち上げ、1社目は上場企業に売却。現在2社目(今の自分が勤めてる会社)5期目。
芸大も卒業している、宇宙人のような方です。
話してるともう3週くらい回って頭良くないんじゃないかって思うくらい次元が違う人です。

なので自分が考えたアイデアを話してもアマチュアがプロに挑むくらいのことなので、100%どこかしらを否定してくるだろうって思いました。


話してみた

その日はちょうど会社の月一回の飲み会で、みんなの活躍を報告する会でした。なのでこの機械に思い切って話してみよう!って思いました。

自分:「社長、お話があります」
社長:「どした〜」

それから2人だけになって

自分:「最近自分がやりたいことが定まってきまして。。。」
社長:「なんでも話して!目標達成が1番得意だからw」

自分:「アスリートってものすごい無限の可能性を秘めてるのに、社会人になっても続ける人が多くて、僕その人たちをものすごく勿体無いって思ってます。彼らが本気で仕事を始めたら、ものすごい成果を上げれると思ってますし、それのおかげでよりたくさんの人を助けることができると思います。。。」

社長「それはそうやな。現に〜(僕の名前)がものすごく頑張ってくれてるし、そうとは思うけど。彼らにも彼らの考えがあって続けてるからな〜」

そこで自分は「アスリートの人材ビジネス」とかどうでしょうか?って自分の考えを言うつもりでいた。

だがその時、体に震えが起こりました。
反射的に「言えない」って体が判断してしまって、自分のビジネスプランをいうことができなかった。。。
これには自分でもびっくりした。もう反射的に自分のアイデアを言ったら「否定される」って感じ取って、しかもそれから逃げたのだ

自分:「ですよね、だからどうにかして彼らに社会で活躍できるよってことを伝えたくて。。。でもそのための具体的な手段はまだ全く決まってはなくて、、、やりたいことはそれなんですけど、今模索中っていう感じです」

最悪だった。後から振り返った時に、自分の意見がギリ否定されないラインで自分の思いを伝えようとしてました。
もう社長からしたらなんの相談なん?って感じ。

社長:「そうかそうか。それだったらまずはなんで彼らが競技を辞めれないか深ぼる必要があるね〜。」

それからの会話はもうほとんど覚えていません。
自分の情けなさ、不甲斐なさ、にびっくりして頭が全く回りませんでした。

それから適当に会話をして、
自分「もうちょっと自分がやりたいことをはっきり言語化してから出直します」

って言って、一回目の否定実験は終わりました。
もう最悪でした。本当にびっくりしました。自分が言いたいことの30%も伝えられなかったです。
絶望しました。

ちゃんと絶望しました。けど大事なことはこれを知った上でまた立ち向かうこと。

絶望した中からの学び

ただ最悪で済ませてはいけない。自分の実力の現実を直視した上で、その現実に立ち向かっていかないといけない。
初回の学びは2点で
・自分の意見が否定されないギリギリのラインで自分の考えを言うと努力してたところ。
→そこを超えて攻めないと意味ない。そこから得られるアドバイスは「じゃあ頑張って」くらいしかない。
自分よりレベルの高い人間に自分の意見を言うのって思ってる500倍くらい難しい
→自分のことを全肯定してくれる人の前でどれだけでもイキることは超簡単。自分より弱い相手にイキって調子のってるヤンキーと変わりません。
だけど、自分よりも100くらいレベルの高い人間の前で思いっきり声を大にして「俺はこう思う!」って言い切るのってめっちゃ難しいです。
だから僕は、自分よりレベルが高い人間の前でイキれる人間になりたい!って思いました。

今回の学びはこの2点。
次回はこの学びを生かして、はっきりと自分の言いたことを伝えられるようにします。


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