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日本の学校とインターナショナルスクール、これからの教育に必要なのはどっち?
これからを生きる子どもに必要な教育環境とは、いったいどんな環境でしょうか。
今の(乳幼児期の)子どもたちが大人になる10年後、20年後はどんな世の中になるか分からないからこそ、とても敏感になるものですよね。
そんな教育環境に関して迷ってしまうものの1つが、
「日本の学校に進むのが良いのか、それともインターナショナルスクールに入れた方が良いのか?」
という問題。
これからグローバル化が益々進むっていうし、だったらインターナショナルスクールに進学した方が良いのではないか・・・
と思うかもしれません。
日本の学校とインターナショナルスクール、どちらに進学するのが、これからを生きる子どもにとって適した教育環境なのでしょうか。
どっちもどっち
日本の学校の方が良いのか、インターナショナルスクールの方が良いのか。
それに対する私の答えは、「どっちもどっち」です。
”こんなことを言ったら身も蓋もない!”
と思われれるかもしれませんが、要するに貴方が子どもに
「どんな大人に育ってほしいのか」
という軸を持つこと。
そして、
「それぞれどんなメリット、デメリットがあるのか」
ということを知ることが、教育環境選択には重要だということです。
軸を持たずに決めてしまえば、後悔に繋がりかねないからです。
また、同じようにメリットばかり見てしまい、デメリットを加味して考えられなければ、後悔に繋がってしまう可能性が高くなります。
進学先を決める際は、「日本の学校かインター」ではなく、これらをしっかり考えることが大切です。
※もちろん、子どもの様子をきちんと把握することが大前提にあります。
それぞれのメリット、デメリット
ではそれぞれのメリット、デメリットは何なのか。
ここでは代表的なものを取り上げてみます。
日本の公立小・中学校は世界から見て、
・留年がないのは子どもにとってかわいそう
→分からないものをそのままにして進級しても、よけい分からなくなるだけという理由から
というデメリットがありますがその反面、
・勉学だけではなく、生活面においても指導してくれる
→社会に出ても不自由しないよう、キャリア教育(その一環が校内の掃除や食育指導)をしたり、進路指導もしてくれる
というメリットもあります。
事実、年間数百万円の学費をかけてインターナショナルスクールに通っていた方が、初めて日本の公立小学校に入った時、日本の公立のレベルの高さに感動した!
という話もあります。
※教育においていつも注目される北欧でも、進路指導などは行わないところが多いです。学校はあくまで勉強を教えるところ。子どもの生活面や進路においては、「家庭の問題」なので「学校が関与するのはおかしい」という認識があります。
インターナショナルスクールでは、
・日本人としてのアイデンティティが身につきづらい
→日本の文化や歴史、習慣に関して学ぶ機会が少なくなる
というデメリットがある反面、
・英語に触れる機会が多くなる、様々な国の人たちを触れ合うことが出来る
→世界の多様性を知ることが出来る
というメリットがあります。
メリット・デメリット、それぞれをしっかり把握して教育環境選択を!
正直、
「どっちに通うのが正解」
というものはありません。
子どもの特性・性格やご家族の想い等によって、適した教育環境は違ってくるからです。
教育環境選択をする際におさえておきたいポイントは、
・子どもの特性、性格
・貴方の想い、ご家族の想い(教育方針)
・どんな大人に育ってほしいのか
・それぞれのメリットデメリット
をしっかりと加味しながら考えること。
「○○さんがこうしたから、うちもそうしよう!」
というような決断だけはしないようにしていただきたいと思います。
これでは、子どもにとっても貴方にとってもBESTな選択にはならないからです。
Aさんご家族には適していても、貴方のお子様、貴方に適しているとは限りません。
ぜひ、前述したポイントをしっかりおさえて、教育環境選択をしてみてくださいね!
子ども&貴方の可能性は無限大!