君たちはどんな世界を生きるのか?【第11回】「常識」アップデートしてる?「常識人」と思ってたら「ただの無知な人」になってしまう世界|「勉強」が数十倍の価値を持ち始める未来がくる
第1回は ↓ から
さて前回までで「国内」の状況について述べてきました。
①全ての用事を「隣町」へ行く事になり
これらの複合要素で、未来の子ども達が生きる町は不便になり、仕事はかなり無くなると言ってきました。
一応言っておくと、ここに「高齢化」が加わり、もっと複雑で悲惨な状況に間違いありません…
ですので、(これでも!)出来るだけシンプルになるように、国内の状況はここまででおいて、世界はどうなるかを考えていきましょう。
今までの日本は「国内で十分やれてきた」のですが、今後の日本では「国内ではもたない」と結論づけているのです。
さらに、前回言ったように、世界は「メイド・イン・ワールド」になっています。
今後、海外のことを無視することはできません。
ここから「海外はどうなっていくのか?」を考え、そこから日本にどう影響していくのか?を考えていきたいと思います。
常識は常に変わっている!?
常識って「多くの人の間で共通する認識」だと思います。
「変わらずにあるモノゴト」だから、「みんなの間で共通する認識」になるわけです。
ですので「常識」はすぐ変わるはずはありません。
っていうのは本当でしょうか?
前回言いましたが、ちゃんと疑わないと、「常識人」だと思っているあなたは、「ただの無知な人」になってしまうのが今の世の中なのです。
例えば、算数。
これはたまに話題にもなるので、見かける方も多いと思うのですが…
むちゃくちゃ簡単な算数問題!でも大人は自信をもって解けない
【問題】
長椅子が7脚あります。
一つの長椅子には5人ずつ座れます。
全部の長椅子を使えば、最大何人座れるでしょうか?
こんな問題、簡単ですよね?
答えは、
7×5=35人
又は
5×7=35人
です。
答えはどちらも35人!
しかし!
この『答え方』は、『現在の算数』から言えば、どちらかが間違えています。
どちらが間違えか、即答できますか?
そう言われると、今の大人たちには突然難易度が増すはずです。
こんな簡単な問題の常識ですら変わり、私たちは小学生りよりも点数が取れない状態に陥ります。
では「どちらが正しいのか?」の定義を見てお答えください↓
さてこの定義を見た上で、
7×5=35
5×7=35
どちらかわかるでしょうか?
・
・
・
・
・
正解は
5✕7=35人
間違いは
7×5=35人
私は職業柄、結構日本語にはうるさいのですが、この定義は、何言ってるのかよくわかりません・・・
なのでこう覚えています。
目立ちたがり屋は常に前にでてくる!
目立ちたがり屋=答えで『使われる』方の単位
目立たない方=答えで『使われない』単位
今回は、『人』と『脚』の2つが単位にあり、『人』が「答えで使われる単位」になります。
つまり「5(人)」が式の前に出て、「7(脚)」は後ろです。
厳密な定義の方はわかりにくいので、このようなイメージで覚えました。
と、こんな簡単なものですら「常識」が変わっていたりします。
さてこの「誰もが知っている常識」で大きく変わったものがあります。
「世界一の人口の国」と言えば?
「世界一の人口」と言えば?
「中国」ですよね!
・
・
・
というのは2022年までの話です。
「世界一の人口」は2022年に「インド」に変わりました。
私たち大人が知っている常識は変わっています。
だからなんだっていうのだ!
そんな常識が変わったところで世の中は変わらない!
いえいえそんなことはありません!
常識と思っているものは変わり続けているのです。
上図は、「1990年と2023年の人口ランキング」です。
ちょっと小さいのでアップにしてみてもらいたいです。
思う事はあるでしょうか?
一位がインドに変わったことはお伝え済みです。
日本も7位→11位まで落ちてますね。
常識は変わりました!
なんて、「誰が見てもわかること」で、そんな胡散臭いことを言うつもりはありません。
よく見てください。
他になにか気づきませんか?
気付ければ凄いです!
この表から「何を読み取るか?」
それが「考える力」です。
たった一枚からでも「世界の見え方・捉え方」は変わる
この表ひとつだけ見たって「個々人の想像する世界」は違ってくるわけです。
その積み重ねが「世界を切り開く力」に違いになりますす。
「5教科をするだけ」では、なかなか気づけないと思います。
さて、表から読み取れることは次回に持ち越します。
「順位が変わった」以外で、この表から気づけることを、一度考えてみて頂ければと思います。
そんなん、いくつあったっていいですからね!
読んだ方は、下の「♡」マーク、そして「フォロー」をどうぞ押してやってください!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?