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世界遺産検定に出題される、世界遺産の概要について①
本日は、世界遺産検定の範囲となっている、世界遺産の概要や重要用語についてご紹介します。
【世界遺産って何?】
・1972年にユネスコ総会で決定された世界遺産条約に基づいた「顕著な普遍的価値」を持つ物件のこと。「世界遺産リスト」に記載がされている必要があります。「文化」と「自然」を、初めてひとつの条約の中で保護していることがポイントです。
【顕著な普遍的価値とは?】
国境や時代を越えて、人類共通の財産となりうる物件のこと。
【世界遺産条約誕生のきっかけ】
・世界遺産条約は、人類共通の財産を守るための条約です。
きっかけは、1960年代にアスワン・ハイ・ダムの建設(写真)によりヌビア遺跡が水没の危機に陥ったこと。遺跡の保護運動が起こり、1972年に条約が採択されるきっかけとなりました。
アブシンベル神殿をはじめとするヌビア遺跡は、遺跡をいくつものパーツに分解し、水没しない高度をもつ現在の場所へ移転され、今日まで保護されています。
本日もお疲れ様でした。