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タージ・マハル(世界遺産検定3級・4級)
本日はインドの世界遺産、タージ・マハルのポイントをご紹介します。
タージ・マハルは一見宮殿のように見えますが、お墓です。
ムガル帝国5代皇帝のシャー・ジャハーンが、愛妻のムムターズ・マハルをしのんで建設しました。白大理石をふんだんに使用した豪華な墓は、約21年をかけて建設されたと言います。
建物の特徴は左右対称であること。イスラム建築では左右対称であることが尊まれており、外観や装飾など左右対称にこだわって作られています。
唯一左右対称でないのはシャー・ジャハーンとムムターズ・マハルの墓石が並べられている場所であり、これは息子による嫌がらせと言われています。息子によって王の座を下ろされたシャー・ジャーハンは、アグラ要塞に幽閉され、アグラ要塞からタージ・マハルを望みながら余生を過ごしたと言われています。
現在、インドはヒンドゥー教の国家ですが、ムガル朝の時代の国教はイスラム教だったので、タージ・マハルはイスラム様式建築の最高傑作として知られています。
本日もお疲れ様でした。